英語を上達させる方法

新年から心新たに英語を勉強しよう、と決意している方も多いと思います。
皆さんそれぞれいろいろな勉強方法を実践しておられると思いますが、
ESLの先生から教えていただいた、英語上達の方法を参考までにご紹介したいと思います。
究極の方法は、これらを本当に実行するということですね。

1. たくさん英語を聴きましょう。
当たり前のことですが、自分の言語は誰もが理解できます。それは24時間、毎日その言葉を聴いているからです。聴くことができるようになり、次に話せるようになり、読めるようになり。最後に書けるようになります。 まずはリスニングです。リスニングの練習のために英語ニュースを聴きなさい、と言われて「速すぎで聴き取れないから・・・」と尻込みしていてはいけません。聴き取れないからこそ、聴く必要があるのです。

2. ワードストレス
ワードストレスに注意を払うことはとても重要なポイントです。英語のネイティブスピーカーはストレス(ほかの音節よりも強く発音する)を置いた音節を予期して英語を聞いています。話すとき、ワードストレスに気を付けると自然に発音も良くなります。英語を聴くときもワードストレスに注意して聞くことが大切です。まず聞くことができてから、使えるようになるのです。

3. センテンスストレス
センテンスを言うとき、どの単語も同じ調子で言っているかというと、そうではありません。重要な部分は強調(大きな声で言う)し、そうでない言葉は弱く言います。
英語を話したり、理解するのにセンテンスストレスを学習するのはとても重要です。

4. 1日に単語を5つ覚えましょう。
1日にたった5つ単語を覚えるだけで、一年は365日ですから、5x365=1,825の単語を覚えることになります。ノートを1冊用意して、毎日新しい単語を5つ書いて覚えましょう。

5. 毎日30分
一週間に3.5時間勉強するよりも、毎日30分学習するほうが効果があります。ときどきたくさん勉強するより、毎日少しずつ続けましょう。

6. 真面目に聴きすぎないこと。
"listen"と"hear"の違いは何でしょう -- listen は、耳で音を感じ取ること、つまり受け身の動作ですが、hear は自分から耳を傾けて注意をして聴くという自発的な動作です。時として一生懸命に聴いて理解しようとするあまり、1つの単語につまずいてイライラしてしまったりします。時にはLISTENよりもHEARの方が良い場合もあります。英語の音を流して、それを聞きましょう。(聴いてはいけません。)心配しなくても、それだけで学習できているのです。テレビやCDの音をただ流しておきましょう。脳や潜在意識がそれを聴いて学習しているのです。

7. 復習しましょう。
一度覚えたことを1日後、1週間後、1ヶ月後の3回読み返しましょう。
そして確認のためにテストしてみましょう。