なんと、LCCをDIME(小学館)で紹介してもらいました
(1999.7.1号)

その時取材に来られた上村さんに、以下のコメントを頂きました。ありがとうございます。また、遊びに来てください(笑)


私が、このたびLCCのご協力を賜りましたダイムの記者の上村みちこです。担当しているのは「課長の宝物」です。このページに、LCCの"越後屋"こと澤井さんにご登場いただきました。
この澤井さんが、もう、バリバリの大阪人で、東京にいらした際にお時間をいただいて何度も取材を試みたのですが、ウヒャヒャヒャと笑わされているうちに時は過ぎ、「ま、取材はまた改めて」の繰り返し。結局、最後に現地でログハウスの撮影にのぞんだ時も、「どうせ今日もまた笑い転げて取材にならないんだから」と、最初からテープも回さず、筆記具も出さず、ただただ、ご用意いただいた豪華絢爛なご馳走をいただいてその場を辞し、最終的にほぼ何も取材せずに取材(?)は終了したのでありました。大阪の方は、じつにサービス精神旺盛なエンターテイナーであると、あらためて実感させられた今回の仕事です。
しかし、その場では飲み食いしていただけのやつであっても、ライターである私の"本番"は、家に戻ってから始まるのです。まさか1000文字全部「ワハワハ」「キャハハハ」「ウヒャヒャヒャヒャ」「クックック」で通すわけにもいかず、かといって頭に浮かぶのは、LCCの皆様の間に飛び交っていた「越後屋っ!」という呼び声ばかり。
「こりゃ、そのまんま、"越後屋"でいくしかないな」
ということで、掲載されたような原稿と相成ったのであります。この際、澤井さんには、読者に笑われていただくしかない、と。ま、大阪人なればそれこそ本望のはず−−などと、勝手に解釈させていただきました。掲載号が発売されてから、風の便りでLCC関係者の間で原稿も大好評とお聞きして、「さすが、大阪の人はハナシがワカル」と、改めて大阪人の心意気というものを知った次第です。澤井さんほかLCCの皆様のご理解には深く感謝しております。


さて、掲載された写真の撮影(このホームページのトビラの写真−−by山室カメラマン)当日の様子を少し。写真ではログハウスのバックの杉林に陽の光がパシッと当たって、すばらしいコントラストを作り上げておりますが、当日は、風の強い晴れ曇り。「準備オッケー」「さぁ、シャッター切るぞ!」となると、流れの速い雲が日差しを遮り、スーッと曇ってしまう−−という不遇の連続でした。あの写真は、そうした中でのわずかな雲の切れ目の一瞬を突いて、カシャカシャカシャ・・・と、盗み撮りでもするような素早さで撮影されたものなのでた。
そして、もうひとつ、忘れてならないのは、ログハウスの佇まいになんとも牧歌的なイイ感じを加えている煙突からの煙であります。すっかり初夏の陽気の中、あの煙を出すために、じつはあのログハウスの中では、"おがわん"こと小川さんが汗まみれになりながら、せっせと杉の生葉を季節外れのストーブにくべてくれていたのでした。写真には写っていらっしゃいませんが、間違いなくあの写真の中には、汗だくのおがわんさんが潜んでいるのであります。彼こそが、今回の撮影の最功労者といえます。ご協力のおかげですばらしい写真となりました。この場をお借りして御礼申し上げます。


そそ。それから、私たちが驚いたのは、現地で「をい、奴隷!」とコキ扱われていたのが、澤井さんの勤務するS電機のライバル会社であるM電器の方だと知った時でした。M電器といえば、家電業界では泣く子も黙る、飛ぶ鶏を落とす勢いで爆走し続ける白モノ家電の王者であります。はっきりいって、「平日のビジネスシーンでは、立場逆だろうに!」と思うと、「そんな大それた態度とって、いーのか、S電機!?」と、関係外のこちらが心配になってしまうほど、それは信じがたい光景だったのであります。

−−と、"越後屋"は、そういう方々を踏み台にしてダイム誌上でエエカッコを見せていたわけであります。みなさん、ココ、大事です、お忘れなく。
でも、ひとつだけ、澤井さんの偉大な働きを見せていただきました。(ホントかどうか)澤井さんの仕込み(というハナシ)によるスペアリブのコーラ煮です。当日、1時間かけて煮込んでくださったとか。これは絶品でありました。"越後屋"って、お総菜屋だったんですね!? 帰ってきて、さっそく教わった通り、私もトライしてみましたが、やはり旨かった。ぜひ、あのレシピ(などいらんほど簡単!)をこのホームページ上でご紹介されることをお勧めします。好評間違いなしです。

で、結論。なんだかんだと言いながら、LCCは、結局、それぞれの持ち味を生かして、ちゃんと分業が成立していたのか、とそれなりに納得したのでありました(よし、ソツなくまとめたぞ、と)。
 ということで、次回お伺いする時は、私、もちろんV.I.P.待遇ですよね、越後屋さん!?

(小学館DIME/記者・上村みちこ)


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