白牙形手水鉢・参考写真

兼六園露地白牙支形(金沢市)

茶席「夕顔亭」の縁先に据えられている。正しくは「白牙絶弦の手水鉢」というべきもので、中国春秋時代の琴の名手白牙が、彼の親友で優れた琴の聴き手であった鐘子期が没すると、弦を絶って再び琴を奏することがなかった、という故事を表現している。江戸後期の金工、名手 後藤程乗の作と伝えられる。。

資料引用 : 「写真並びに解説: (株)グラフィック社 発行 吉河 功著  手水鉢 庭園美の造形より」