井 筒 類
昔より井戸は清潔な水を得るためには必要なものであり、京都の古い町屋では屋内の通り庭や炊事場に設けられていて、井戸枠は角形の木製または石造りで、また、田舎などでは屋外に設けられ井戸枠は石造りのものが多い。昨今ではこれが用済みとなり庭園の添景、吹上げなどの水源に用いられている。 |
井筒の種類
組井筒 | 加工石材の井筒 | 板状の加工石材を組み合わせもので角の出っ張っている「角付」と角が出ていない「角なし」とがある。 |
自然石の井筒 | 加工石材のようにきっちりと仕上げてない、自然石の板状のものを組み合わせたもので「山井筒」ともいい、角付のものばかりです。 | |
くり抜き井筒 | 一個の石を丸くくりぬいたもので、自然石を利用したものと石材を加工して作ったものがあります。 |
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