秋の空を求めて結城までやってきました。特産品結城紬は日本最古の高級絹織物だそうです。しかしこの織物はお土産品として買えるようなシロモノではないので、かわりに駅前のお菓子屋で最中を1箱買い、水戸線の交直両用電車に乗って古い町をあとにしました。
結城市観光ボランティアガイド協会の推奨コースにしたがって歩いたので、写真もおおむねその順に並べました。
2013年10月の裏庭
▲裏庭TOP
▲旧人類の草庵TOP
JR水戸線結城駅です。なぜか北口には「結城駅」と書かれた看板らしいモノがないので南口で撮影。旧市街は北口です。 須関商店。元は穀物商の店舗で明治26年建築。 奥順店舗。明治40年創業の結城紬の産地問屋で大正初期の建設 藤貫邸別館。元は米穀肥料商で明治中期頃の建築。
見世蔵改築工事。市の公文書によると「木造2階展示ギャラリー・収納庫 (24繰国補社総交第2号)とか。かなりの大工事。 あくとの里。明治45年建築の旧黒川米穀店。現在は農産物直売所らしいが閉まっていた。 山中石材店。石材店舗兼住宅。明治28年建築。 鈴木紡績。明治後期の建築。
河野商店。代々、結城紬の問屋で明治30年頃の建築。 秋葉喬庸商店。元は農業資材関係の店舗で明治末期の建築。 結城酒造。煉瓦煙突は明治36年の建設。自家栽培米「山田錦」で仕込んだ大吟醸酒「富久福」がうまいそうな。 武勇(酒造業)。当主保坂家が結城に移り住んだのは江戸末期。
会津屋本店。元は荒物商で明治21年の建築。 結真紬(紬問屋)。明治後期の建築。 小西金物店。創業明治8年の小西銅鉄店から発展。 秋葉糀味噌醸造。創業は天保3年の老舗で大正13年の建築だがかなり改変。食事処立藤の赤出し味噌汁はココの味噌らしい。
簗嶋邸。明治13年建築当時は穀物商の店舗だったが、現在は住宅。 大袋のタマネギが美味そうな八百屋。 旅館石崎。結城駅から400メートル。昭和2年上棟の建物は東日本大震災で罹災したが復旧。 食事処立藤。創業60年の老舗。立藤定食は1,000円だが始まったばかりのカキフライ定食(800円)を注文。