ゴールデンウィークの喧噪が消えたのを見計らって、旧東海道品川宿まで散歩に出かけました。
50年ほど昔、1里ほど先の旧東海道三原通りの近くに仮寓していたことがあったので、ココ
を歩きながらその頃の旧道の景色が少し位は蘇がえってくるのではないかと期待しましたが、
完全に期待外れでした。
2013年5月の裏庭
▲裏庭TOP
▲旧人類の草庵TOP
海雲寺境内にある井戸。品川宿にはこのような井戸が数機現役で活躍しているという。曹洞宗の龍吟山海雲寺は、もとは第一京浜に面する海晏寺の塔頭だったそうです。 東海道南品川信号際の街灯。果物かごに「あおよこ」の文字が。 すこしだけしゃれた日除けの文字と、店頭のクラシックなムードがアンバランスなのが面白い。 どの案内所にもここは登場するので敬意を表して撮影。トラックが邪魔で一回りしてから戻って来たがまだ在ったのでかまわず撮した。看板は「畳松岡」と右から読む。
長徳寺の境内です。閻魔堂があるというので足を運びました。しかしガラス戸が閉まっていてエンマ様とは対面叶わず。境内でいちばん目立ったのがこの「鎖樋」だったのでこれに向かってシヤッターを切りました。ちなみにこの鎖樋、英語ではRainChainで日本語よりずっとわかりやすい。 路地の一番奥に鯉のぼりが見えました。この場所で勢いよく泳ぐのはかなり困難なような。 妓楼「朝日楼」のあった場所に、冠木門を復元したそうです。ちなみに、ちあきなおみの「朝日楼(朝日のあたる家)」はニューオーリンズの遊郭で、こことは全く関係ない。まもなくビジネスホテルが建つらしく立て札がみえます。 「北品川フリースペース楽間」は空き店舗活用事業として2010年9月にオープンした。使用料は一般\12,000/1日。
利田神社の鯨塚(くじらづか)は、寛政10年5月1日暴風雨で品川沖に迷い込んだ鯨の供養碑。体長15メートルの大鯨で将軍家斉も上覧したそうな。 北品川橋下の船だまり。ここは目黒川の下流で、この先天王洲運河、京浜運河を通って東京湾に注いでいます。
船宿は「平井」、「中金」、「三河屋」、「幸吉丸」、「むつみ丸」、「大江戸」、「船清」。
天ぷらの「三浦屋」です。とんねるずが「きたなシュラン」認定証とトロフィーを贈呈。\1,300の極上天丼は甘めのタレが散歩の疲れには効きそうで美味。 北品川駅の近くで、露地裏からカレーの匂いが漂ってきたのでのぞくと、カツカレー丼500円の屋台が。オーナーの顔貌から想像すると、このカレーはホンモノ?