2. おすすめの秘湯

◆◆◆◆◆ 名水、鍾乳洞、峠の一軒宿 ◆◆◆◆◆

2−5 越後の秘湯「亀徳泉」

○ 写真説明  「亀徳泉」玄関

・・・1996年8月8日撮影 ○ 交 通  JR上越線「羽生田駅」から約6キロ(徒歩約70分) 又は、タクシー8分 【注】長岡方面から来た場合、国道403号を「羽生田信号」で右折、村松町方面へ 約5キロ。「大沢鍾乳洞」、「大沢清水」の看板とともに 「日本料理 亀徳泉」 の看板が見えたら右折して沢沿いにある。 ○ 秘湯案内 「亀徳泉」 村松町のはずれ、加茂市に近い大沢峠にある。 地元以外には、ほとんど知られていない秘湯である。 今から100年ほど前、地主の佐藤亀蔵が弟の徳松に手伝わせて温泉宿を開いたのが、 「亀徳泉」のはじまり。 鯉料理を食べて、日帰りの入浴を楽しむという施設だが「入浴のみ」も可。 宿の前には美しい清流が湧き出している。この清水を使った池に鯉を飼っていて、料 理に出している。鯉の洗いが名物。内湯のみ(男女)。 日帰り入浴料 500円 電話0256-57-2971  「名 水」 大沢清水 国道403号の大沢峠付近にある。国道の直ぐ脇にある。 車では見落としやすい。むしろ「大沢鍾乳洞」の看板を目当てに行って、すぐ側を探 す方が分かりやすい。 冷たいおいしい水であるが、あまりに国道に近く面しているため、情緒にや欠けるの が惜しまれる。余り有名でないのはそのためか。 「鍾乳洞」 大沢鍾乳洞 全長145メートル、高低差17メートル。 1億7千万年前にできたとされている。 鍾乳洞内は照明がなく、昼でもコウモリが飛んでいる。ろうそくか懐中電灯がないと 暗くて見えない。履き物も出来れば長靴がよいとのこと。 筆者も1996念夏に訪れたとき、懐中電灯がないため入口近くで引き返した。 〇 近くの共同浴場 「村松さくらんど温泉」 ・新潟県中蒲原郡村松町の「町営日帰り入浴施設」 ・内湯、露天風呂、サウナと施設が充実。・・・眺めの良い広い露天風呂である。 ・入浴料 700円 毎月第2木曜休み。12月31日、1月1日も休み。 ・利用時間 午前9時30分 〜 午後9時30分 【注】「さくらんど」とは、村松公園に咲き誇る3000本の「桜」と、江戸時代 三万石の城下町として栄えた村松藩(国=ランド)の歴史を組み合わせたもの。 桜の名所「村松公園」は、春あでやかに咲き競う3000本の桜が町のシン ボル。県内外からの多くの花見客で賑わう。