1. 浦 和 か ら の 温 泉



1-26 温泉ドライブ

浦和 〜「喜連川温泉」〜「大子温泉」〜「白岩温泉」


(1)交 通

(マイカー利用)
午前11時に浦和を出て、国道4号線で宝積寺まで
行き、喜連川(喜連川温泉入浴=明も)、馬頭町経
由(国道293、461)で茨城の大子温泉(森林ノ温
泉(もりのいでゆ)= 午後5時着)へ行き、それから
国道118号で福島県の矢祭町へ入り、更に349号
で鮫川村のはずれ(名もない「国道289号との交
わり」)まで行き、そこから国道289号で太平洋側
の勿来(なこそ)に出た。
更に国道6号に渡り、じきに県道15号で小名浜港
へ向かった。三崎公園というところでマリンタワーな
るものを夜空の中にチラと見て帰るつもりが小名浜
港で少し埠頭内の道路に迷い込んでしまった。
しかし、じき脱出して県道15号を太平洋沿いに塩
屋崎へ回り「美空ひばりの歌碑」を見て、夜の砂浜
に降りて満天の星を見た。とても奇麗で感動した。
そこで、こういう漆黒の夜空の下で野宿(車中泊)
しようということで海辺の駐車スペースを探したが暗
くて分からず、新舞子という海水浴場として有名な
場所の近くにある河川敷公園(夏井川べり)で、野
宿ということした。
夜半、ものすごい強風になり、親子で車中に寝てい
ても車が横揺れするくらいであった。
    【写真/右上=喜連川温泉「第二温泉浴場」】
・・・・以上、1日目(午後9時就寝)

翌日は、午前8時に出発して、県道15号を北上し、
国道6号に出て四倉町から久之浜へ行った。
この新舞子〜四倉〜久之浜(あるいは末次まで)辺
りがとても風光明媚な海岸線である。
波立観音堂に行ったが、波がとても荒くお堂に行く
橋を渡れなかった。
それから、四倉町にもどり白岩温泉の「旅館 金波」
という所(四倉から少し、内陸部に4〜5キロ入った
所にある。湯治用の鉱泉宿=沸かし湯)で一浴させ
てもらった。
地元の農家、漁師さん相手の湯治場という雰囲気で
だ。どのガイドブックにも載っていないのではないか
というちいさな、素朴な温泉である。
それだけに、高級感を求めてはいけない。しかし、
人情と温泉(実際は、鉱泉を沸かしている)の泉質の
よさで昔から近郊の人達に支持されているという。
今は、旅館を初めて三代目だということだった。

その後は、国道6号にもどり、 平から平バイパスに
て常磐自動車道の「いわき中央」〜「三郷」/「外環
三郷西」〜「外環川口東」で降りて、東浦和に出て自
宅に帰った。
帰りは、いわき中央から外環川口東まで2時間30
分位だった。全く混んでいなくてスイスイ来れた。

・・・・以上、2日目(午後0時30分帰宅)

今回の旅では、茨城の大子温泉(森林ノ温泉(もり
のいでゆ))が一番よかった。露天風呂が3つもあり、
打たせ湯も露天風呂の所にあって、湯量が多くてと
てもよかった。


(2)温泉案内
◆栃木県喜連川町『第二温泉浴場』

喜連川は歴史のある城下町で、城山を中心とした
のどかな田園風景がひろがる町。
温泉の湧出は比較的新しく、昭和56年のこと。
第二温泉浴場は、脱衣場と露天風呂のみの施設
だが、露天風呂は広くて大きいので人気がある。
温泉は匂いも強く、塩分を含み塩辛い。
【施設案内】 
   ・ 入 浴 料  200円
   ・ 施    設  露天風呂風のみ(男女別)
   ・ 利用時間  9:00〜21:00
   ・ 定 休 日  第2月曜     
   ・ 電    話 028−686−5042
   ・ 住    所  栃木県塩谷郡喜連川町871−1
    【写真/右=喜連川温泉「第二温泉浴場」】


◆大子(だいご)温泉「森林の温泉(もりのいでゆ)」


茨城県大子町の大子(だいご)温泉保養センターは、
「森林の温泉(もりのいでゆ)」という別名が付いてい
る。
大子町市街地を過ぎて、福島県川に向かって行くと、
久慈川(くじがわ)の流れの左側の山の中腹に「森林
の温泉」がある。
広い庭の中に地元の八溝石で造られた大露天風呂
が3つもある。
その名のとおり、森の中の豪快な露天風呂を目当て
に年間20万人以上の人が訪れ、先日(平成11年
11月)には、100万人を突破したという看板が出て
いた。
    【写真/右上=大子温泉「森林の温泉」玄関】
【施設案内】 
   ・ 入 浴 料  平日700円、休日1000円
              (共に午後5時以降500円)
   ・ 施    設  内湯、露天風呂風、ジャグジー、サウナ
               (共に男女別)
   ・ 利用時間  10:00〜20:00
   ・ 定 休 日  第1・3水曜、12月31日、1月1日     
   ・ 電    話 02957−2−3200
   ・ 住    所  茨城県久慈郡大子町矢田15−12
    【写真/右下=大子温泉「森林の温泉」露天風呂】

◆おわび・・・「森林の温泉」でデジカメ撮影のモデル
になっていただいた若い男性の方、すみません、フ
ラッシュの光量不足でよく撮れていませんでした(代
わりにパンフレットの写真を使いました)。








◆白岩(しらいわ)温泉「旅館 金波」


福島県いわき市四倉町白岩の白岩(しらいわ)温泉
「旅館 金波」は、今回のドライブ中に地図で偶然発
見したもので事前には全くどんな所かさえ知らなかっ
た。
訪ねた白岩温泉は一軒宿で、「旅館金波」は外観は
なかなか風情のある旅館である。
周囲の風景は、秋色豊かな漁師町に迫る山里とい
う感じで、染まり切っていない紅葉と赤い柿の実の色
合いがとても心和む景色であった。
肝心の温泉はというと、タイル風呂で少しがっかりし
たのだが、入ってみるととてもよい温泉(沸かし湯の
鉱泉?)であった。透明で、瑞々しさがある。
それもそのはず、一緒に入浴した近くの農家のおば
あさんの話では、効能が良く、神経痛、リュウマチス
等によく効くということで、昔から地元では湯治場とし
て泉質が良いと評判の温泉だということである。
    【写真/右上=白岩温泉「旅館 金波」全景】

【施設案内】 
   ・ 入 浴 料  入浴のみは500円、一日の入浴・休憩は1500円
   ・ 施    設  内風呂のみ(男女別だが、ときにより混浴)
   ・ 利用時間  問合せの事こと(平成10年11月22日は午前9時
              に入浴可能だった)。
   ・ 定 休 日  問合せの事こと。     
   ・ 電    話 0246−33−2808
   ・ 住    所  福島県いわき市四倉町白岩
   ・ 宿    泊  一泊2食7000千円〜。

    【写真/右下=白岩温泉「旅館 金波」内湯】