2. おすすめの秘湯

◆◆◆◆◆ 尻焼温泉 ◆◆◆◆◆

2−10 川がそのまま天然の露天風呂

○ 写真説明  「尻焼温泉 川の露天風呂」

・・・1995年8月5日撮影 ○ 交 通   JR高崎線浦和駅発 → 高崎(又は渋川)乗換え/吾妻線 → 長野原草津口から バス(花敷温泉行き)40分 → 終点下車・徒歩10分  【注】梅雨退きは増水、夏は渇水、冬は寒さでと、なかなかちょうどよく入浴できる季節 は少ないと聞くが、筆者は夏2回、冬1回訪ねていずれも難なく入浴できた。 あれこれ考えるより、まず訪ねてみることだ。 川原に部落の共同浴場もあるし、少し手前のバス停近くには「花敷温泉」の有料の 露天風呂もあるから、空振りに終わることはない。 ※ マイカーの場合は、関越自動車道で「渋川伊香保I/C」から、国道353号 → 145号 → 292号(一般道)経由で約60キロ(花敷温泉の1キロ先) ○ 秘湯案内 「川の露天風呂」 昔から、持病に効くと有名な秘湯。 花敷温泉から、白砂川の支流「長笹川」の渓流に沿って約1キロ奥に入ると「尻焼温泉」が ある。 川底から、ところどころに熱い温泉が湧いている。 昔は、自分で川原に穴を掘り、尻だけ入る穴を作って持病の患部を湯に浸して治療した。 尻を温めて温泉治療に用いたところから「尻焼温泉」と名づけられたという。 今は、川の脇に屋根付きの露天風呂もあり、マナーを守れば誰でも無料で入浴できるので、 増水時や渇水時でも、引き返すことはない。 名物の「川の露天風呂」は石で囲った当たりが適温で、寒い冬でも十分入浴できる。 新緑の頃、夏の夜空の下の入浴、紅葉の時期、雪見風呂の冬といつでも風趣にあふれる秘湯 秘湯である。 ・入 浴 料 無料 ・施 設 共同浴場=半露天風呂(混浴) ◆問合せ先 六合村(くにむら)観光協会 0279−95−3111 【注】宿泊 「関晴館別館」(10000円から=平成8年当時) 電話 0279−95−5121 (2000年1月1日補追) 「川の露天風呂」は真冬でも入れます。 1999年12月31日、日帰りで入浴してきました! 以前は、水が多過ぎて温かったり、少なすぎて熱かったりと、なか なか条件が整わないと、この「川の露天風呂」は入浴できなかった模 様であるが、最近は工夫してあるのか、私は、4回訪問して、4回と も水量、温度とも快適に入浴できた。 特に今回は、天気も快晴で風もなく、全く寒さは感じなかった!
冬の「川の露天風呂」(その1)(撮影 1999.12.31)




冬の「川の露天風呂」(その2)(撮影 1999.12.31)