岐阜城観光


4/3から3週間程、仕事の都合で岐阜へ行っていました。
もちろん、週末はお休みですから、自由行動な訳です。
で、そこで、岐阜城へ行く事にしました。
世間では万博開催のニュースで溢れており、実際、こちらでも万博にはかなりの力を入れているのが伺えます。
が、万博に余り興味が無い私(関係者の方々、ごめんなさい)は、万博へ行くよりも岐阜城観光を選んだのでした。
だって、ニュースで万博の混雑ぶりを報道しているし、それよりも斎藤道三、織田信長という日本の歴史上に名を残す
戦国時代の英雄達の居城を再度訪ねてみたかったのです。えっ!?「再度」って‥?
実は何を隠そう、今から約15年程前、名古屋、岐阜方面へ観光旅行をした事があり、
その時の目的地の1つでもあったのです、岐阜城は。


麓より岐阜城を見上げると、
その姿が一段と見栄え良く映ります。
かなり遠くからもその姿は確認出来、
地元岐阜の人達の誇りであるでしょう。
このような場所で、斎藤道三は美濃の地を治め、
織田信長は天下統一を目指したのですね。
斎藤道三は「美濃を制す者は天下を制す」と言い、
織田信長はそれを実行したのです。



名鉄新岐阜駅前から岐阜城までバスで約10分程で現地到着。
何故か、バス停の目前にエアーライフル射撃場というのがあって‥。
当日の気温は21℃。正直言って暑かったです。


岐阜城は金華山という山の山頂に築かれており、金華山一帯は国定公園になっています。
とてもよく整備されており、地元の人達の憩いの場でもあります。
余談ながら右端の写真の亀は石の置物です。本物の亀の背中に鳩が乗っている訳ではりません。
でも、そう見えちゃいますね。(*^o^*)


散策しているうちに小腹が空いたので‥ f(^_^);;;
五平餅と味噌おでんです。


こちらは岐阜城の下層遺構群。
岐阜城は幾度となく改修を行っており、それらの跡です。
織田信長の時代の改修跡だったり、それ以前のものだったり等といろいろあります。
発掘調査の度に新たな発見があるようです。発掘技術も年々進歩していますね。


国定公園金華山では
こんなに豊富に野鳥観察ができるのだそうで。


基本的にお酒を全く飲まない私ではありますが、ちょっと興味があったので。
柿ラガーって何じゃ‥?美濃地発泡酒。地元の名産品なのでしょうね。
それに「織田信長」と「濃姫」の名を冠した地元のお酒。


金華山ロープウェイ。
金華山にはいくつもの登山道がいくつも整備されており、
それぞれ、健脚向け、初心者向け等と案内されています。
私も歩いて登るか降りるか、どちらかはやりたかったのですが、
時間もあまり無かったし、何よりも靴が革靴では‥。

それに、ロープウェイ割引券をもらっていたしぃー。


展望レストランにてランチ。
飛騨牛カレーとデザートのさくらソフトクリーム


岐阜城は金華山の山頂に築かれています。
最初は鎌倉時代に築かれたのものを皮切りに幾度となく城主も入れ替わり、
その度ごとにあちこち改修され、現在の姿(コンクリートの再建)になりました。
その歴史に関しては、ここで紹介しても仕方ないので、書籍等を参考にして下さい。f(^_^);;;
城の遺跡もあちこちにありますが、現在では気象観測室、テレビ塔等も築かれています。
私の印象に残ったのは岐阜城の井戸。金華山は岩山で、しかも、城は山頂に築かれていますから
水の確保は城としての大きな問題です。僅かに染み出る水、雨水を貯めて使いました。
岐阜城には全部で3箇所、このような井戸(実際には溜池)があるそうです。


織田信長の像、信長の正室濃姫の肖像画、
濃姫の実父斎藤道三の肖像画。
私は国盗り物語(司馬遼太郎著)が大好きで幾度となく読みました。
その影響でこの3人には特別な思い入れがります。

今年(2005年正月)にテレビ東京でドラマ化されましたね。
もちろん見ていました。全部は無理だったけれど‥


岐阜城天守閣から周りを一望。濃尾平野が見渡せます。
斎藤道三、織田信長もこの景色を見ながら、「天下統一」を考えていたのでしょうか。


コース途中で出会ったワンちゃん。
なんだか、眠たそうです。


金華山の山頂のはリス園があります。
人に慣れるように飼われていて、
餌を上げられます。とにかく人懐こくって
ピョンピョン飛び跳ねて肩に乗っかって来ます。
今回も遊びたかったのですが、
残念ながら、リスの休憩時間でした。(>_<)


岐阜城観光に訪れる時、こちらのHPは参考になりますよ。
金華山ロープウェイホームページ