2005年 12月10日〜12月11日 熊の湯スキー場 ダイヤモンドダスト講習会


今年の冬は私も久し振りに思い切り弾けたい。
幸い、ここ数年の冬の様に雪が少ないという事も無い。いや、多過ぎるくらいだ。
まあ、これが通常なのだが、ここ数年は少な過ぎたのだ。
と、天候の話はさておき、思い切り弾けたいのならば、まず練習だ。1人でガンガン滑るよりも、
しっかりとした場所、即ちスクールで教わるのが1番だ。参加している人達からいろいろと影響も受けれる。
大いなる刺激を求めて、ダイヤモンドダストへ参加した。
私の知人達も自信をもって、ダイヤモンドダストを奨めてくれた。
場所は志賀高原は熊の湯スキー場だ。

いきなり、食事のシーンから。f(^_^);;;
「リバーサイド」というレストハウスだ。手作りピザが美味しい。
生地がデカイのだが、思い他薄く、見た目大きさの割に食べ易い。それに全然油っぽくないのだ。
スキーの休憩にピッタリの食事だ。唯一の欠点は時間がかかる事。これは仕方無い。
で、ラーメンを選らんだ人もいましたが、何とっ!食堂のオバさんが不慣れでピザより待ち時間があった‥。


テレマーカーの悪い癖?いや、これは道具オタクの私の性格だ‥。
人の道具が気になって仕方無い。みんな良い道具を使っている。


講習会の模様。
私は今回は「フリー参加のワンポイントアドバイス」というコースに参加させて貰いましたが、
初日の午前中は初中級の班に入れてもらいました。
改めて話を聞くと、目からウロコ。自分は理解していた積もりでも、全然違っていたものも沢山。
やはり、得られるものは多い。スクール参加の利点の一つだ。
参加している人もみな熱心だ。その熱意にも大いに刺激されました。v(*^o^*)v


私の今シーズンの新兵器。
ステップイン式3ピンビンディング「テレブルドッグ」
サロモン:スクリームリミテッド。
今回が実戦初使用だ。両方とも使いやすい。
テレブルはアルペンと同じ感覚でワンタッチでOK。
今回はシーズン初めにしては想像以上の深雪だったが、雪詰まり等起きもしない。
軽くフッと一息吹き駆れば充分だ。現代科学のテクノロジーの結晶だ。
スクリームリミテッドも良い。バランスがいいのだ。面での喰いつき、エッジの喰いつき、
踏み込んだ時の反応の良さ。テレマークの板とはこうあるべきだという見本の様だ。
まさにオールラウンドな板だ。テレマークにピッタリだ。
キラキラした色も雪の中では金色に光り輝いて見える。(*^o^*)


当日は予想以上に寒かったので、途中でティータイムをいれました。
美味しいコーヒーとケーキはゲレンデの必需品。(*^o^*)
以前、ゲレンデで圧雪、人工降雪の仕事をしていましたので、
ゲレンデの設備にも多いに興味あります。


やはり、道具オタク。人の道具は気になります。f(^_^);;;
T-2Xレディに、T-2X。今シーズン期待の一足だ。クリスピのブーツも珍しい。
そして、革靴。最近はすっかりプラブーツが普通となってきたが、やはり革靴の魅力は捨て難い。
私も来期の滑り始めは革靴でじっくり滑り込もうかとも考えている。


ダイヤモンドダストお奨めの常宿「石の湯ロッジ」に宿泊です。
大きな食堂に、24時間入浴OKの温泉。こじんまりとしながらも清潔な部屋。
語らいの場となる暖炉に、心まで満腹になる食事‥。
とても素敵な宿です。オリジナルの果物ジュースやジャムも素敵なのだ。
夏には蛍も見れるというではないか。


講習2日目は日本雪崩ネットワークから講師を招き、雪崩&ビーコン講習会です。
前日の夜に1時間ほどのプレ講義を開いて貰い、簡単な説明。
午前中には室内で、雪崩の事例をいろいろと説明して貰いました。
午後はゲレンデ脇の林間で実習。もちろん雪崩が起きた事を想定し、
ビーコン、ゾンデ、スコップで捜索の訓練。スキーツアーを行うのであれば、
これらの技術は必ず身に付けておかねばならぬものだが、
実はこういった事を学べる機会は好少ないのも事実。
とても素晴らしい講習会でした。


帰りの長野新幹線に乗る前に、ホームで飲み物を買おうとしました。
「アーモンドラテ」(だったかな?)を買ったら、同じ販売機に見慣れぬものが‥。
「キットカット」と「エアロチョコ」ではありませんかっ!
私ゃてっきり”ドリンク”かと思い「こりゃ珍しい、買おう!」と思いよく見たら缶入りのチョコだった‥。
買わなくてよかった‥。


今回、ダイヤモンドダストへ初めて参加しましたが、とても素敵なスクールでした。
初心者〜上級者まで、バランスよく楽しめ、そして学べる場所です。
雰囲気も明るく、アットホームで、ほがらかで、心落ち着きました。
癒し系スクールとでも命名したくなりました。
参加してとても良かったですし、為になりました。
私の知人達が自信をもって奨めた理由が分かろうというものです。

実は既に3月のツアー講習会に申し込んでいるのですが、
その前にもう一度位はゲレンデ講習会に参加したいです。v(*^o^*)v