メガネ、コンタクト、ゴーグル、サングラス、アイウェアって大変だぁー



いきなりですが、私は近眼です。裸眼で0.1。普段の生活ではメガネは必須です。
これが無きゃ、何も見えない。何も出来ません。お風呂や温泉に入る時でさえ、メガネをかけたまんまです。
メガネを外すのは寝る時、顔洗う時、くらいなもんじゃないかな?

なので、スキーをする時は苦労します。
最初にスキーを始めた時は、既にコンタクトレンズを使っていましたので、アイウェアにはサングラスorゴーグルでしたが、
実はもう1つ、問題がわたしにはありました…。f(^_^);;;
それは「汗っかき」なのです。そーです、当然というよか、必然的にサングラス&ゴーグルが曇るのですっ!

そこで、長い年月を掛けて(!?)どんなアイウェアが1番か、いろいろと研究して来ました。
その結果をここで、発表します。参考にして下さい。


メガネ
私の場合、普段の生活専門。スキーには不向きです。
雪でビショビショになるし、そのせいで、視界は奪われるし、etc
1番困るのはメガネが破損する。これは困る。
メガネ対応の大型ゴーグルを使っても、ゴーグル、メガネ、共に曇ってしまいます…。
曇り止めをいくら塗っても効果は大した事無かったです…。



コンタクトレンズ

普段の生活がメガネである私は、コンタクトレンズはスキーする場合専門に使います。
一時期、普段の生活にもコンタクトレンズを使っていましたが、私には不向きだったので、それは止めました。
初めてコンタクトを使った時は、「眼に物を入れる」というのに、抵抗がありましたが、すぐに慣れました。
まあ、レンズの出し入れには苦労しましたがね。
コンタクトの欠点の1つが、ドライアイですね。目薬は欠かせません。私は常に携帯しています。

ハードレンズ
レンズの材質が固いので、こう呼ばれるのか?
酸素透過率が高いので、連続装用が可能。
私が1番最初に買ったコンタクトは1週間連続装用(寝る時もOK)タイプでした。
ただ、「常に眼に何か入っている」という違和感は感じます。
1番の欠点は「外れ易い事」ちょっとしたショックで外れたりはしませんが、
「眼が痒い」といって、痒いていて、ポロリという事があります。
あんまりスキー向きでは無いと思います。

ソフトレンズ
ハードと違い、材質が柔らかいので、装着が慣れるまでは大変でした。
しかし、装着後は「眼に何か入っている」という違和感が全くありません。
これはとても良い事でした。集中力が途切れないし。
それに、レンズ自体が大きいので、簡単には外れません。
スポーツには最適ですね。

使い捨てコンタクトレンズ
コンタクトレンズの欠点の1つが、ランニングコスト。
レンズ単体の値段もありますが、装用し続けるには、数種類の薬品が必要です。
それに、万が一、レンズを紛失したら、その損失は…。(私は未経験ですが)
使い捨てタイプなので、気兼ねなくガンガン使えます。
使い始めてから思いましたが、スキーには最適でしょうね。


サングラス
1番最初にスキーを始めた時はゴーグルを全く使わず、サングラスオンリーでした。
が、すぐに、それだけではダメな事がわかりました。
雪を防げないし、滑る時の風が入り込んで目が乾く。
それに転んだ時に外れたり、雪で濡れて視界が確保出来なくなったり…。
今現在では、ツアーの登りの時専用に使っています。



ゴーグル

スキーするならば、ゴーグルは必須品ですね。
最初は「ゴーグルなんていらねーや、サングラスで充分」等と思っていましたが、前述の通り。
1番の課題は「曇り」いかに曇らないようにするか。これです。
対策の1つは「こまめに曇り止めを塗布する事」これに尽きます。
しかし、使用するゴーグルの種類によっては、かなりの割合で曇りを防げます。

シングルレンズ
シングルレンズとは、その名の通り、レンズが1枚だけで構成されているタイプ。
値段が安いのが魅力ですが、スキーには不向きです、正直言って。
外部と内部の温度差が激しく、すぐに曇るし、その水分が多いと、最悪の状態(凍りつく)が
発生し易い。あまりスキーをしないとか、限定的な使い方オンリーですかね。

ダブルレンズ
スキーするならば、このダブルレンズは必須といっても過言では無いでしょう。
レンズを2枚で構成し、1枚目と2枚目の間に空間を作り、外部と内部の温度差がつきにくくなっている。
そのおかげで、曇りにくくなっている。私ほどの汗っかきでない人は、たいていこれで曇りは解消できるのでは?

電熱線
車のリヤウインドウに電熱線が入っていますよね。あれと全く同じです。
「曇らない」という点ではこのタイプが1番でした。
ただ、電池の消耗が早い。圧倒的に早い。そりゃ当然です。
だって、熱を発生させているのですからね。単3電池4本(アルカリ)を3時間ほどで終わってしまいます…。
それさえ無ければ、最高のゴーグルじゃないかな?
充電式やニッケル水素、リチウム等いろいろな電池を使うという手段も考えてみましたが、
コストパフォーマンスを考えると…。それに大量の電池を持ち歩く事のもチョット…。
何故か、最近は売っているのを見掛けません…。

電動ファン付
その名の通り、ゴーグルに電動ファンが付いたタイプです。
ファンが廻り、ゴーグル内部の空気を外部へ強制排出します。
「ウィィィ〜ン」って、ファンの音がしますが、殆ど気になりません。
このタイプもなかなかの優れものです。
私の様な汗っかきでも、曇り始める前にスイッチを入れておけば、滑っている間はまず大丈夫でした。
でも、登りはダメですがね、まあ、これは私に限った事では無いでしょう。
電熱線程電池も消耗しません。単5電池を1本使いますが、1日中スイッチを入れっぱなしに出来ます。(アルカリ)
ただ電池切れに対応する為、予備は必須ですがね。それに1日中スイッチを入れたまんまにする必要も無いですし、
曇り始めとか、曇り始めそうな時にスイッチオンし、曇りが取れたりしたら、スイッチをオフすればOKです。
なかなかの優れモノです。
私は当初、SWANSの555TB-Nというモデルを使っていましたが、シングルレンズなので、イマイチ…。
曇るは、凍り付くは、下から雪は入り込むは…。
直後に同じSWANSの765TB(だったかな? 今は生産中止)を使いました。とてもGOODなモデルです。
上位機種にセンサー内蔵モデル(766DTBS-Nとして現行)もあります。
SMITHからも新しいモデル(電動ファン付き)が出ましたね。なかなか評判は良いですよ。





私の現在(1999年12月以降、2004年3月)のアイウェア使用状況は、こんな形に落ち付きました。
ここまで来るのに、どれだけ苦労(別名:物欲?)した事か…。
視力の良い人、汗を掻かない体質の人が羨ましいですよ、ほんと。

使い捨てコンタクトレンズ、 ツアー登高時:サングラス 滑走時:ゴーグル SMITH


最後に「汗を掻かないコツ」ですが、私の経験上、ありません…。f(^_^);;;
ただ、これは言えます。
1、太らない。私は今でこそ(2004年3月現在)身長170cm、体重64kgですが、一時期は85kg前後ありました…。
2、スキーで転ばない。転ぶとそれだけ体力も消耗する。
3、曇り止めはコマメに塗布しておく事。