グローブあれこれ

グローブ、大事ですね。
これの具合が悪いと、とにかく不便極まりないです。
ストックは握り難くなるし、細かい作業は出来ないし、寒いし…。etc。
何とか、満足のいくグローブを使わないと、ツアーが大変です。
ゲレンデでしたらば、多少の事があっても心配はいりません。レストハウスがありますからね。
しかし、山では、そうはいきません。指先の感覚が麻痺してしまってはどうしようもありません。
なので、防寒性はとても大事です。ですが、同時にある程度は細かい作業が出来なくてはなりません。
これを両立させるのは大変です。が、可能な限り、両立させないと、満足なツアーが出来ません。
私もいろいろと工夫をしていますが、未だに「これだっ!」という100%満足の行くものには出会っていません。

私の理想とするグローブは、
1:防寒性、防水性、透湿性、防風性、速乾性に優れている。
2:細かい作業が出来る。
3:デザイン、カラーリングが私の好みに合っている(おい… f(^_^);;; )

ですが、防寒性に優れているとなると、当然にして厚手になります。
そして、そうなると、これまた当然にして、細かい作業は出来ません。

しかし、春山ならば、いざ知らず、冬山でグローブを脱ぎ、素手で作業をする訳にはいきません。
そんな事をしたら、たちまち指先が冷えてしまい、細かい作業が出来ないどころか、
凍傷にかかってしまう恐れさえ出て来ます。

そこで、時と場合によって、グローブもウェアと同じ様にレイヤリングして使いましょう。
インナー 必要最小限の保温性を保ち、素手と変らぬ作業性を最優先させる。
ミドル  保温性を最優先させる。細かい作業性はなくなるが、ある程度の作業性は確保したい。
アウター 透湿防水性を最優先させ、雪、水、氷などの異物の侵入を防ぐ。 


現在、私が使用しているモデルは以下の通りです。
ですが、まだ、「これだっ!」というベストな組み合せではありません。

インナー 左:メーカー名、商品名、価格共に不明…。
  白馬へ行った時に、コンビニで買った品物です。
中央:ミズノ <ベルグ>ブレスサーモ・インナーニットグラブ \1400‐ 
右:マウンテンハードウェア パワーストレッチグローブ \3200‐

どれも細かい作業が出来、必要最小限の保温性があります。
化繊なので、濡れてもすぐに乾いてくれます。
ミドル ジャックフルフスキン ウインドストッパーグローブ 価格:忘れた…。

ウインドストッパー仕様なので、防寒性、防風性、は申し分無し。
インナー程ではありませんが、そこそこの作業も出来ます。
最近では春山の天候の良い時専門になっています。
アウター ノースフェイス ゴアテックスグローブ 定価\12000‐

グレー、ブラック、レッドとあるのは、
「ウェアのカラーリングに合わせる為」です…。f(^_^);;;
通常では、殆どこれだけで使用しています。
が、厳冬気では、インナーと合わせて使っています。


雪の侵入を防ぐ為にも、ノーマルサイズよりもロングサイズの方が良いですね。


ゲレンデを滑る場合は、ほとんど、ノースフェイスのゴアテックスグローブだけです。それで、充分ですから。
ツアーの時も、インナー+ノースフェイスのゴアテックスグローブの組合せが殆どです。
ミドルは、最近では春山の天候の良い時だけになっていますが、常にザックには入っています。



今まで、グローブ=5本指という思い込みがありましたが、
最近では、ミトンタイプはどうなんだろうか?と思い始めています。
インナー(5本指で作業性を最優先)
ミドル(ミトンタイプで保温性最優先。ただし、指先が出せるタイプで、作業性も確保)
アウター(これも当然にしてミトンタイプ)
いずれ近いうちに購入して、試してみます。