テレマークスキーのビンディング取付位置の考察 その2

前回にも同じ事やってましたね。今回はもうちょっと深く掘り下げてみました。←何をエラソーに…
前回の結論では、
「テレ板にセンターマーク有り⇔ブーツセンターと合わす。」
「テレ板にブーツトップマークあり⇔ブーツトップと合わす。」
で終わっていました。
そこで今回はスキー板のセンター位置の定義(と呼んでいいのか?)と
ブーツセンターの定義を自分なりに考察してみました。

ブーツセンター
スキーブーツの長さ(つま先から踵まで)の半分の位置。
通常は「土踏まず」の辺りにあり、グッと踏んだ時(荷重した時)に一番力が掛かる部分。
テレマークスキーの場合、
私は左図の様に考えています。

だって、アルペンスキーブーツみたいにセンターマークが付いていないんだもん…。
よくよく考えてみれば、ほんとにこれでいいんだろうか…?(爆!)

アルペンブーツにはセンターマークが
あらかじめ打ち込まれている。
画面中央部のAマークと縦線がお分かりだろうか?
それがブーツセンターである。
アルペンブーツには、もうひとつ、ブーツのソール長のサイズも打ち込まれている。
参考までに、私のアルペンブーツはSALOMON COURSE JAPAN 27cm



バランスセンター
スキー板をその位置で持つと、板が平行になり、安定し、左右のバランスが取れる位置。


コードセンター その1
板の長さ、例えば180cmだとしたら、単純にその半分の位置。



コードセンター その2
スキー板のトップ部分の接雪点から、テール部分の接雪点までの長さの半分の位置。



コードセンター その3
スキー板のトップ部分から、テール部分まで、湾曲した部分も全て含んだ長さ。




こうして、考察してみると板毎に定義がいろいろとあるようです。
ですので、一概に「こうだ」と言うものは無いのかも知れません。
と、なると、ビンディングの取付位置は板、靴、ビンディング「それぞれの決まり事に従う」しか無いようです。
あとは、板がどの様な特性を持っているか、によって違ってくるでしょう。
いずれ、もう少し深く掘り下げて考察してみましょう。