海の生き物あれこれ

冬の風物詩 「 アカウミガメ

冬は島の周辺でパートナーを捜し求め、動くものには近寄って自分のパートナーになるかどうか確かめに来る。この時相手が同じ位の大きさのオスだとケンカになる。大きさが違うと小さい方が逃げるのだった。
アカウミガメは噛みついたり、大きなツメで抱きつきに来るのでけっこう危険もあるがかわいい。
5月頃からは産卵するためビーチに上がって来る。
   
潜ると早速近寄ってくるアカウミガメ。思いっきり迫られると怖いくらいだ。
甲羅長が1mくらいだと、頭の大きさは人の頭と同じ位あり、そこには大きなクチと眼しかないのだから。

アカウミガメの交尾

潮が流れているにもかかわらず、同じ場所で3時間以上に渡って見られた。オスはただ掴まっているだけで、近くにいたもう1匹のオスが交代を迫って、甲羅のかけらが飛び散るほどバリバリと噛みついても、絶対に離さなかった。人は側にいても関係なかった。すごい迫力!

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