貝類 特別展示

 

久米島の自然文化センターにおいて 02/6/21〜9/1まで

企画展「かりゆしの海ー貝」として久米島に生息する海産貝類約500種とハンディサイズの図録、生態写真約70枚、トピックスや貝細工など準備に1ヶ月もかかってしまった。また貝塚の貝や生活用品として使われたもの,螺鈿や貝ボタンなど人との関わりも紹介されている。

夏休み中には子供たち向けにイノー探索や貝殻の名前つけ、貝殻による絵や貝細工などの実用品や装飾品作りなどの夏休み宿題用イベントも予定されている。

 

特別展示室入り口に設置された砂場と貝殻、貝のいる風景写真(ウミウサギ)。中央には砂地に棲む大きなクロタイラギ、奥には島から出土した大きなオオシャコガイが飾られ、なんと分厚い殻の切断面も展示してある。ちょっと他では見られないよ。貝類スタディのページ参照
 
展示された貝殻に合わせ2枚貝や巻貝の生態写真もたくさん。正面のトピックスは「ラクダガイに成長について」、ケースの中にはスイショウガイ科ラクダガイとクモガイの成長過程も貝殻で展示してあるよ。となりの小さなケースには貝殻の切断面が展示されていておもしろい。

その他トピックスはフトスジアマガイの産卵、毒イモガイと毒針、寄生貝のベニイボヒトデシロスズメ、古い(約6500年前)のオオシャコガイもある。

 
タカラガイ,アッキガイ、オキニシ、フジツガイのコーナーで珍しいバンザイラもあったりして。ケースの外にもシロオビキヌヅツミ、シボリダカラやイチョウガイなど生態写真があるよ。

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