最終更新日:2012年02月25日  公開日:2000年2月1日

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『原発のない世界のつくりかた』(短文を寄稿)

合同出版(2012.01)

『私たちが戦後の責任を受けとめる30の視点』(編著)

合同出版(09.10)

『「反日」とは何か ― 中国人活動家は語る』

中公新書ラクレ(06.08)

『金子さんの戦争 ― 中国戦線の現実』

リトルモア(05.08)

『なぜ加害を語るのか―中国帰還者連絡会の戦後史』

岩波ブックレット(05.08)


 

 

 

【お知らせ】 ただいま育児中

 2009年11月、長男が生まれました(^^。
 育児という妻との共同作業(といってもまだまだ何分の一も分担できていませんが)も慣れてはきたものの、まだまだ、何かと手のかかる忙しい(しかし幸せな)毎日を送っております。

 この子らの未来のことを考えると、仕事も市民運動も、これまで以上に真剣にやらねばいけない、と思われる今日この頃でありますが、絶対的に不足する時間のなかで、当面は最低限の責任を果たしていくことに専念せざるをえません。

 というわけで、当面のあいだ、いろいろと不義理をはたらくことがあると思いますが、なにとぞ上記事情をご理解のうえ、あたたかく見守ってくださいますよう、お願いいたします。   (2010/02/28)


 最近はフェイスブックで文章を書くことが多いので、そちらも見ていただければ幸いです。友達申請、歓迎です。こちらのサイトも、ぽつぽつ更新していこうと思います。(2012/02/25)


赤帯を読みたい(2012/02/25,FB投稿から転載

 近年、とりわけ今の職場に移ってからの五年間は、中学 生時代から愛好してきた海外文学(岩波文庫で言えば赤帯 )を、とんと読まずに過ごしてきてしまいました。自分の 感性ぐらい自分で守らなければいけない、のだけれど。

 それが、昨年夏のバイクツーリングのとき、ふと立ち寄 った岩手の古本屋で買ったS・モームの『月と六ペンス』 とジャック・ロンドンの『荒野の呼び声』で、何かが呼び 醒まされ、以来、また時間を見ては赤帯を読んでいます。

 今年は、赤帯だけでなく、緑の帯、すなわち日本文学、 なかでも宮沢賢治や石川啄木を読んでいこうと思っています。


●以下の記事を書き終えずに放置して2年近くが経過してしまいました。仕事と育児で多忙だったこと、そして2011年3月11日に発生した事態によって、言葉を発することにそれまで以上の重さを感じていたからです。途中までの文章なのでそのまま消してしまってもよかったのですが、ちょうど原発のことも触れられていたので、書きかけのままアップします。(2012/02/25)

軍事基地のなくなる日(2010/04/01)

 軍事基地なんて必要なんだろうか? 必要だというなら、いったい誰にとって必要なのか?

 バイクで旅しているとき、旅情や高揚感が一瞬にして消し去られるときがある。美しい海岸につくられた原子力発電所と、長いフェンスと監視カメラに囲まれた軍事基地を見るとき。―― それらの圧倒的な規模と迫力に対して無力感を覚えつつ、こんなものなくなってしまえばいいのに、そう呟くのは10代の頃も今も変わらない。

 毎年、夏は北海道に行くのだけれど、2003年だけは沖縄に行った。なんで北ではなく南だったのか覚えていないけれど、大阪から一泊二日をすごした船から降りて走り始めたとたんに、目に入る光景のひとつひとつに、米軍の存在が映し出される。

・・・(20120225の追記・ここで基地や原発のなくなる日のことを書こうとしていたようだが、下の結論の文章に飛んでいる。文中に出てくる4月25日は、沖縄の県民大会にあわせて、仲間たちと明治公園で集会を開催した。)

 今日はエイプリルフールだけれど、その嘘のような夢を、自分たちの力で現実にしていきたい。4月25日はその第一歩となる。


 

アメリカ軍依存症(10/03/24)

 アメリカ軍海兵隊の普天間基地は、あまりに危険すぎてどうしようもない。ならば撤去するしかないでしょう。どうして「移設」などという明らかに無理のある愚かな選択肢だけに絞ってしまうのか。

 腹の立つことが多い。「はやく沖縄を納得させろ」といわんばかりのメディア報道の洪水、「アメリカとの同盟関係に亀裂が入る」といった論説に典型的に見られる奴隷根性の炸裂。その裏返しとしての沖縄への差別意識。「危険な基地なので撤去したいと思います」といって亀裂の入る同盟関係って、いったいどんな「同盟」なんだ。政権交代があったのだから「現行案」に変更が起きることぐらい本来当たり前のことだろう。いや、むしろ、それなくして「政権交代」といえるのか。

 アメリカ軍の「殴りこみ部隊」=海兵隊の新しい「ヘリ基地」(だかどうだかわからないけれど)に、そこまでいてほしいと思う心理状態がどうしても理解できない。普天間基地の米海兵隊は、イラクにも出かけている。「テロ」(というかこの場合は“抵抗”ということになると思うのだが)を招く危険が増えこそすれ、どう考えても私たちの安全に資するところがあるとは思えない。そもそも、侵略に加担する罪悪を思えば耐えがたい。

 4月25日に沖縄で県民集会が開催される。僕の周辺でも沖縄に行くという人がいる。集会に参加するという。それはもちろん貴い行動だと思う。僕も行きたい気持ちがある。実際これまで何度か、このサイトにも書いたし、ルポを雑誌に書いてきたけれど、沖縄の集会に参加したこともある。だけど、いま、問題はむしろ東京にこそあるのではないか。

 写真は沖縄・宮古のさんご礁の海。辺野古の海も本当に美しい。その海を破壊して外国の侵略部隊に自ら供与するという愚かさをなんと言えばいいのか、私の表現能力を超えている。


生きているうちの核廃絶 (10/02/28)

 アメリカ合州国の第44代大統領、バラク・オバマ氏は1961年8月生まれだという。彼の年齢が気になるのは、彼のプラハでの演説原稿を読んでからだ。

 …何千発もの核兵器の存在は、冷戦が残した最も危険な遺産です。何世代にもわたり人々は、この世界が一瞬の閃光の下に消失してしまうこともあり得ると承知の上で生活していました。…核保有国として、核兵器を使用したことがある唯一の核保有国として、米国には行動する道義的責任があります。米国だけではこの活動で成功を収めることはできませんが、その先頭に立つことはできます。その活動を始めることはできます。従って本日、私は、米国が核兵器のない世界の平和と安全を追求する決意であることを、信念を持って明言いたします。

 ブッシュ政権時代には、寝言としても考えられなかったメッセージだ。心から歓迎したい。冷戦時代よりは集団的狂気の度合いは減じたとはいえ、核戦争による人類絶滅という展開の物理的可能性は、今もそれぞれの軍事基地のなかでセッティングされたままだからだ。

 ヒロシマで十数万人の命を瞬時にして奪った原爆は、TNT火薬に換算して15キロトンだという。その後の開発競争のなかで、実際に実験されたものだけでも、15メガトン(アメリカの水爆「ブラボー」、ヒロシマの1000倍)、50メガトン(旧ソ連の水爆「ツァーリ」、ヒロシマの3300倍)などが製造されている。狂気というしかない。

 核軍拡を進めてきたアメリカ政府がその方針を変え、核廃絶を本気でめざすというならば、オバマ大統領へのノーベル平和賞授与も許容できよう。だが、私はそんな「甘い考え」は持てない。オバマ大統領は、前のメッセージにつづいて、こう言っているからだ。

 私は甘い考えは持っていません。この目標は、すぐに達成されるものではありません。おそらく私の生きているうちには達成されないでしょう。

 オバマ氏の寿命は、天寿をまっとうするなら、あと30年か40年はあるだろう。そのあいだに核廃絶は達成されない、というなら、これはむしろ核廃絶をあきらめたメッセージではないか。オバマ大統領は、自分の目で、核兵器という悪魔の存在しない世界を見たくないのか。核戦争とそれにつづく人類絶滅という最悪のシナリオの廃絶された世界を、私は見たい。少なくとも平和市長会議が求めているように、2020年までの核廃絶を具体的な課題として追求すべきだろう。

 オバマ政権の本気度が試される機会が今年はつづく。発表が延期されてきている「核態勢の見直し」報告が3月にも公表される。ブッシュ政権の時に見直された核態勢(2002年)は、ひどかった。少なくとも7カ国に対する核兵器使用計画が盛り込まれていたのだ。よもやこれより後退することはないだろうが、どこまで核兵器の役割限定や核兵器先制不使用といった課題に踏み込めるか。

 この核態勢の見直しに連動する形で、ロシアとの戦略兵器削減条約(START)の継承条約の交渉が煮詰められていくだろう。ここでは、かつてない規模での核軍縮が実現されるかもしれない。すでに核戦争に準備しつづけていく体制は、双方にとって重荷になっている。

 5月には核拡散防止条約(NPT)再検討会議が開かれる。前回のブッシュ政権時のNPT会議(2005年)はさんざんだったが、今回は気を取り直して、核軍縮・核廃絶に向けた世論の盛り上がりが、すでに出てきている。ここでどのような成果が出てくるか。

 さらに、NPT会議の結果を受けて、年内に、日本政府が主催する形で核軍縮のための国際会議を開催する、と岡田氏が表明している。詳細は不明だけれども、ここで日本政府がどれだけ”実のある”核軍縮に向けたイニシアチブが取れるか。アメリカの核軍縮に向けた動きを、むしろ牽制してきた日本政府の方針の転換がなければ、どんな会議を開いても何の意味もない。

 8月には、これもNPT会議を受ける形で、各国の政府代表やNGOなど約300人が集う「核廃絶広島会議」が開催される。広島市は、各国政府の核軍縮代表を招くという。

 今年、核廃絶に向けた必死の努力が続けられる。アメリカや日本、オーストラリアなどでは政権交代によって、好戦的な野蛮人の政府が退場している。未来の核軍事大国・中国やインドの台頭は、まだだ。今しかない。「私の生きているうちには達成されない」などと言っている場合ではないだろう。これは、私たちの世代で解決すべき問題なのだ。被曝の痛みを人類が覚えているうちに、核廃絶は達成されなければならない。その意味で、今年は決定的だ。次世代に核兵器、もっといえば原子力利用も含めた核文明を残していくわけにはいかない。

 写真は、去年秋の群馬ツーリングで出会ったコスモスたち。


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中国帰還者連絡会

言葉蔵

「デモって法律違反じゃないんですか?」

ある活動家が、デモに友人を誘ったときに言われた言葉。>>

ピースボートステーション|地球一周の旅を学び遊ぶ

石原さんよ、この国の現在と未来のために都知事を辞めてくれないか


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