京都の変わったところ

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  1. 京都人は“さん”が好き

    京都の人はとても変な癖?をもっています。それは何かにつけて“さん”を付けるのです。

    親しみを込めてさんをつけるのですが、例えば祇園の八坂神社にお参りに行こうかという時には

    「八坂さんに行こか」と言います。また大文字の送り火(決して大文字焼きとは言いません)を見に行く時も

    「大文字さん見に行こか」と言います。食べ物でも「このお豆さん食べて」等と言います。

    まだまだたくさんあります、上賀茂神社の事は「上賀茂さん」、下鴨神社の事は「下鴨さん」

    北野天満宮の事は「北野の天神さん」、伏見稲荷の事は「伏見のお稲荷さん」

    銭湯の事は「お風呂屋さん」、蕎麦屋の事は「お蕎麦屋さん」、ラーメン屋の事は「ラーメン屋さん」等です。

    その中でもとっても変なのは“うんこさん”です。

    でも“さん”をつける事で受ける響きも、印象もとってもやさしく感じられませんか?


  2. 京都の“通り”の名前の覚え方

    京都の中心街はご存知の通り碁盤の目のように「通り」が東西南北に走っています。

    そこで昔から通りの名前を覚える符帳があってこれを覚えておくととても便利です。

    まるたけえびすに、おしおいけ、あねさんろっかくたこにしき、しあやぶったか、まつまんごじょう

    御所の南に東西に伸びる通りが丸田町、それから南へ一筋・一筋の名前が言い表されています。

    河原町通りに沿って御所から南へ約5キロゆっくり通りの名前を言いながら五条通りまで町を見ながら歩いてみるのも良いものですよ。
    
    
    
         まる     ・・・ 丸太町(まるたまち)通り
         たけ     ・・・ 竹屋町(たけやまち)通り
         えびす   ・・・ 夷川(えびすがわ)通り
         に       ・・・ 二条(にじょう)通り
         おし     ・・・ 押小路(おしこうじ)通り
         おいけ   ・・・ 御池(おいけ)通り
         あね     ・・・ 姉小路(あねやこうじ)通り
         さん     ・・・ 三条(さんじょう)通り
         ろっかく ・・・ 六角(ろっかく)通り
         たこ     ・・・ 蛸薬師(たこやくし)通り
         にしき   ・・・ 錦小路(錦小路)通り
         し       ・・・ 四条(しじょう)通り
         あや     ・・・ 綾小路(あやのこうじ)通り
         ぶっ     ・・・ 仏光寺(ぶっこうじ)通り
         たか     ・・・ 高辻(たかつじ)通り
         まつ     ・・・ 松原(まつばら)通り
         まん     ・・・ 万寿寺(まんじゅじ)通り
         ごじょう ・・・ 五條(ごじょう)通り
         
    

  3. 京都の言葉はとっても丁寧です

    京都の人の言葉使いはとっても丁寧です。

    “さん”と同じように何かにつけて“お”をつけます。

    例えば「おいもさん」「お風呂」「お醤油」「お箸」「お座布団」「お造り(お刺身)」「お番茶」等など

    とにかく話しの中に“お”がついてきます。「お向かいさん」「お隣りさん」会話の中にいくつ出てくるか?

    京都の人と話す時是非数えてみて下さい。でもとっても耳への当たりが良いでしょう


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