なぜ個別指導が良いのか?
なぜ個別指導なのか?
長年の指導経験を通じ感じたことがあります。
指導は対話だということです。
塾での最大60人を相手にした授業でも、
いつでも生徒一人一人の顔を見て授業してきました。
ただ、やはり集団塾でのクラス授業では
生徒一人一人の細かい声を聞いていくことは出来ません。
こっちが勝手に聞こえたと感じた声だけを頼りに進んでしまいます。
そんなもどかしさを感じないでと思うと
どうしても個別指導になってしまいます。
私自身がまだ発展中だと思っています。
例えばこのサイト。
作成開始時点(2002年春)ではまだホームページの作り方はおろか
インターネットの仕組みさえもよくは知りませんでした。
しかし、まずパンフレットとしての役割だけでも良いからと思い、自塾のホームページ作りを始めました。
ソフトと本を買ってきての自学自習です。
まさに私自身を生徒としての個別指導でした。
先生として自分で本を読み学び、生徒としての自分に語る。
生徒のつまずき、挫折しそうになる気持ち、そうしたものがよく分かりました。
私自身は、自らのこれまでの経験から、こうしたセルフ個別指導(讃岐うどんじゃないって)も可能ですが、
子供の多くは本を読むだけでは全ての解法を理解することは出来ないと思います。
そして、分からなくなるポイントは一人ひとり違うのです。
そこをきめ細かく見てあげる、行けるところまでは自力で行ってもらい
分からなくなり出したところで、こまめにフォローしていく。
すると、子供も自分でももっと一所懸命に考えようとします。少しでも先へ行きたいと思うのです。
その連続から、一人ひとりの実力が少しずつですが、確実に伸びると思います。
だから、本当の教育は、やはり個別指導が理想だと思います。
ヘレン・ケラーもサリバン先生の個別指導で育ちました。
私がどれだけの力量の者か、初対面で分からないのは当然ですが、
まずはお預けいただき、お子さんの変化を確かめながら継続するかどうかを決めていただければと思っています。
その為に入学金といったものは設けないことにしました。
また、割引での体験授業ということも続けています。
全てのお子さんの、全ての問題を解決出来るとは思っていません。
しかし、そのお子さんの現状より、一歩でも二歩でも先へ進むお手伝いをしたいと言う気持ちは
どのお子さんに対しても持っています。
もちろん相性ということもあります。合わないという直感を持ってしまったら、それは大事にしてください。
克服できるものか、本質的なものか、それは当人以外には分からないことですね。
モットーは「のびのび学習」です。
なるたけ少ないストレスの中で、思い切り知恵を使ってもらうのが私の一番の希望です。
(久保田實)
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