「真剣になるのはかまわないんですが、深刻になるのはよくない。」

佐渡裕
「題名のない音楽会」(テレビ朝日)2005年7月10日の放送からの言葉

バーンスタインや小沢に指導され、フランスのオーケストラの常任指揮者を務める佐渡裕が
現役高校生の吹奏楽団を指導するという放送内容だった 。
その中での発言。
既に国内コンクールで金賞を取っている団体が更にレベルアップしていく様は示唆に富むものだった。
優秀な指揮者は優秀な指導者と同じだ。
まず自分に迷いがない。
(すくなくとも、そのように振る舞える)
指示が的確で分かりやすい。
(だから、伝わりやすい)

放送の最後に、練習していくときに大事なこととして、上記の言葉を言っていた。
何せ、テレビを見ていてふと耳に残っただけの言葉なので
引用は正確ではないかもしれないが、主旨は外れていないと思う。

受験も同じで、真剣さが勝負だと思う。夏前のこの時期、段々と目つきが変わってくる。
そして、夏休み中の鍛錬。
受験生の夏休みは、彼ら彼女らの最も濃密な時間となる。
だが、絶対に深刻にだけはなってほしくない。

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