「僕はね、若い時に人が推薦するような本を読んで、よかった記憶ってないんですよ。
つまらない引っ張られ方をしたな、という後悔しか残らなかった。
結局、本との出会いは自分でするしかないんですよ。
本当に本が好きな人は、自分で見つけますよ。 」

立花隆
「ぼくはこんな本を読んできた」(文藝春秋社)からの言葉

読書に限らず、音楽でも映画でも食事でも、人に薦めるのって、結構たいへんです。
客観情報はある程度教えられるけれど、また、自分はこう感じたという自分なりの感想は伝えられるけれど、
では、絶対に読め(聴け、見ろ、食え)!
とは、確かに言いづらいですね。
ここのサイト自体にあげたのも推薦図書という訳ではありません。
あくまで、印象に残った言葉、好きな言葉を引用しているだけです。
そして、著作権のこともありますから、書名など、分かる限り載せるようにしているだけです。

ところで、この本は次の2つの点でも刺激的でした。

(1)独学の凄さ、面白さを確認させてくれた点。
(2)読書狂と言える人の存在を教えてくれた点。

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