That's destiny, I think.

エレナ・イシンバエワ
2009年ベルリン世界陸上の競技後のインタビューよりの言葉

世界新の女王も、この大会では記録なしとなった。
コーチと口論していた。
スポーツニュースで口論の場面を見ただけなので内容までは分からない。

なぜ 4m75cmから開始したのだろう。
コーチの意志か、彼女の意志か?
『1位タイでは意味がない、私は単独1位になる』との思いから、4m75cmをミスした後に4m80cmに挑んだのか。
その結果はまたしても失敗。
結果、「記録なし」となった。
記録を残すより、単独優勝への挑戦を選んだということだろうか。
競技終了後のインタビューの最後に彼女から出たのがこの言葉。
デスティニー(運命)は今度の彼女の行動にどう反映するのだろう。

私がコーチなら、選手の意志に従ったと思う。
受験生にも志望校は本人の希望を最優先している。
私なりの意見は言うが、最終決定は本人及び保護者の意見を優先する。
自分の人生は自分の力で切り開いていって欲しいと思っているから。

ただし、聞かれる限り、私なりの考えは伝えていく。
それが私の義務だと思う。
イシンバエワのコーチはどのようなアドバイスを与えていたのだろう。
テレビに映し出された口論の場面、どういう点で争っていたのだろう。

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