丹 沢 の 沢



葛葉川本谷を行く。


大山の南側にある春岳沢。
水量の多い小滝を遡る。

丹沢は私にとって最も身近な山である。高校の頃から何回となく通い、今では四季を通じてほとんどの尾根はトレースしてしまった。
 しかし、決して飽きてしまったわけではなく、最近はもっぱら沢登りに出かけている。
 数年前に出版された「丹沢の谷110ルート」というガイドブックを見ては、「あっ、この沢は面白そうだな。」と次の計画を考えている。

 沢登りの魅力はいろいろあるが尾根歩きにはない探検的要素もその一つであろう。
 たかだか数メートルの滝であっても濡れていれば、乾いた垂直の岩場よりも難しいこともある。
 最後のヤブを詰める時、獣道に入ってしまい、稜線への道がまったくわからなくなり、非常にあせった時もあった。
 また、ある時など滝を登っていて出口にあった残置シュリンゲを何気なく掴もうとしたことがあった。
 一瞬、それが動いたような気がして、よく見たらそれはヘビ!驚いてもう少しで滝の上から落ちそうになったこともある。
 とにかく沢登りは何が起こるかわからない。

 ところが最近、いくつかの沢に入って気がついたことだが、上流の崩壊が進み水が涸れてしまったり、新しい堰堤が出来て、沢としての魅力が無くなってしまったものが多いのは何とも悲しいことである。
 どこの山でもそうだが、開発が進めば進むほど美しい沢が失われていくのは何とも悲しいものである。


本間沢の大滝。直登するとなかなかの高度感を味わえる。


三峰山の東にある大小屋ノ沢

 

 

今まで遡行した丹沢の沢

[水無川流域]

ヒゴノ沢、本谷、新茅ノ沢、モミソ沢、セドノ沢(右俣・左俣)、 源次郎ノ沢(右俣・左俣)

[四十八瀬川流域]

ミズヒ沢、小草平ノ沢、勘七ノ沢

[早戸川流域]

本間沢

[玄倉川流域]

竜ケ馬場沢

[葛葉川流域]

本谷、大音沢、堂屋敷沢、滝ノ沢

[大山川流域]

本谷

[金目川流域]

春岳沢

[谷太郎川流域]

鳥屋待沢、大小屋ノ沢、不動沢

[藤熊川流域]

水干沢、地獄沢、ヤゲン沢

[寄沢流域]

滝郷沢(左俣)

[中川川流域]

モロクボ沢、鬼石沢、マスキ嵐沢

 


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