大学山岳部 1 (1978.4〜)

 


 


大学山岳部最初の新人合宿
汗が流れ、重荷が肩に食い込む!


白馬新人合宿。双子尾根を登る。

 高校の頃からいつか海外の山へ行きたいと夢を抱くようになった私は、大学へ入学するとすぐに山岳部の門を叩いた。

 最初の合宿は5月下旬、残雪の白馬岳で行われた。
 ここで初めて凄まじいシゴキの洗礼を受ける。合宿が始まったとたん、今まで優しかった上級生は鬼と化し、毎日怒鳴られ、倒れるまでしごかれた。終了後、半数の一年生が退部してしまったほど、この合宿は厳しかった。

 6月の三ツ峠での岩登りを経て、いよいよ7月下旬、南アルプスでの夏合宿が行われた。この合宿は新人合宿よりさにハードなもの。
 昨年は深夜の脱走事件が起きたというだけあって、毎日が地獄の苦しみだった。荷物は一人55〜60Kg。それを背負って広河原から寸又峡まで三千メートルの稜線を歩いた。
 下山した時には身体はボロボロ、まさに燃え尽きた感じだった。

 そんな厳しい山岳部生活が続いたが、不思議と山を辞める気にはならなかった。
 当時、部では一年生の個人山行は禁じられていたため、内緒で丹沢や谷川岳に出かけ、自分だけの山を楽しんだりもした。


夏山合宿。北バットレス「マッチ箱のコル」にて


夏の南アルプスで地獄の20日間を過ごした。


同期の連中と寸又峡で。


秋の谷川岳。上級生には内緒で単独行をした。


 

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