生活一般

言葉

オーストリアはもちろんドイツ語圏だ。だが、たいていのことは英語で用が足りるようだ。空港、ホテル、銀行すべて片言の英語で何とかなる。特にインスブルックはさすがに観光地なので、たいていのレストランやマーケットでも英語で何とかなる。

ちょっと困るのが、レストランのメニューだ。ドイツ語で書いてあるとなにがなにやら。分かるのは飲み物程度。ただ観光地のレストランでは英語のメニューを用意してあったり、ウエイトレスが英語が分かるので何とかなる。さすがに田舎のSPARのおばさんは英語はダメだった。でも身振りでたいていOKだ。

時差

4月から10月はサマータイムなので日本との時差は7時間。日本から行くと時計を7時間戻すことになる。

お金

オーストリアの通貨はシリング、その下はグロッシェン、1シリングは100グロッシェンになる。1シリング10グロシェンは"ATS 1,10"または"OS 1,10"と表記する。(このOは上にテンテンのつくやつ)
為替レート ATS 1=7.9円(旅行時点)

ドイツの通貨はマルク、その下はペニヒ、1マルクが100ペニヒだ。
為替レート DM 1=55.6円(旅行時点)

オーストリアのドイツに近い地域ではマルクで買い物ができた。ただし、お釣りはシリングになる。

両替

空港で両替できるのはもちろんだが、意外に銀行またはポストバンクは多い。ノイシュテフトの村やマイヤーホーフェンにもある。大きなホテルではレートは悪いがTCを両替してくれる。便利だったのはクレジットカードで現金がおろせる自動支払機だ。インスブルックの街にはあちこちにある。
買い物

オーストリアの物価は日本と比べ同程度かやや安いようだ。商店は普通9:00から18:00までで、夜はやっていない。土曜日は13:00まで、日曜日は休業だ。日本のコンビニに相当するような店はない。スーパーも日曜は休みなので、買い物を忘れると大変困ることになる。



スーパーではクレジットカードを利用できるところは少ない。手押しの買い物カゴはチェーンからはずすのに1シリング必要。カゴを返すとコインは還ってくる。田舎町にはSPARが多い。SPARは日本ではコンビニだが、オーストリアでは小規模スーパーという雰囲気だ。

チップ

レストランでウエイターがつけば、支払額の10%程度がチップの目安だ。レストランの支払いはテーブルごとに担当のウエイターに支払う。そのときにチップも払ったり。席を立つときにチップ分を席に置いたりする。

ホテルの場合はポーターに10シリング程度か。ミュンヘン空港のポーターは調子よくおどけていたのでチップを出したが、2マルクでは足りないと文句を言われてしまった。

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