チロルの食事事情 1

ビール

ビールの本場ミュンヘンや、それに近いチロルもビールがうまい。コーラなどよりビールの方が安いのだ。レストランでは水はもちろんミネラルウォーターなので有料だ。それを考えると、ビール好きにはすばらしいところだ。

ビールの種類は白ビールと黒ビールとピルスナーがある。軽いピルスナーはすっきりして大変うまい。小さな醸造所があちこちにあって、独特のあるようだ。



インスブルックのビヤホールで夕暮れ時のビヤタイム。白ビールと言っても濃い琥珀色だ。軽めだが、ピルスナーより味が濃い。グッと飲むとどっしりした感じがする。



街頭にテーブルを出しているカフェでもビールは必ずメニューにある。カフェのビールはジョッキではなく、0.2リットルとか0.3リットルの小さなグラスもある。
奥に写っているのがアイスカフェEiskaffee。アイスクリームと生クリームたっぷりのコーヒーであまり冷たくしない。日本のアイスコーヒーとは違うもの。



観光地の気取ったカフェでもビールがある。コーヒーやコーラより安い。木陰で冷たいビールを飲むのは快適のひとこと。となりにあるのはアイスティー。ヒロコによるとピーチ味、甘い、氷なしでぬるい、と失敗オーダーだったようだ。ちなみに、ミネラルウォーターを注文すると氷が入ってレモンが付く。甘くないサイダーという感じで、これはさわやか。
チロルの朝食

朝は毎日ホテルで食べました。オーストリアではインスブルックに5泊、ドイツではホプアムゼーに2泊とミュンヘンに2泊しました。ハム、チーズ、パン、フルーツ、ヨーグルト、コーヒー・・基本的にどこも同じメニューです。



ハムやチーズは、日本のものより濃厚のようで、とても美味しいのです。が、3日目くらいからちょっとあきてしまいその美味しさが半減してしまうのです。なんと人間の味覚は贅沢にできているのでしょうか。でもブルーチーズの食べ放題は日本ではありえないです。

パンはマルパン(固めなのでサンドイッチに最適)、ドイツパン(見た目は黒糖蒸しパンってかんじですが、とってもサワーテイスト)は癖があるので好き嫌いがあるかもしれません。コーヒーはエスプレッソ、濃め目で美味しいです。

カフェ

☆ムンディング Munding (1803年創業、インスブルックで一番古いカフェ)
アイスカフェーとザッハトルテをいただきました。トルテは左側のケーキ屋さんで選んでオーダーします。かなり甘いと想像していましたが、さほどでもありませんでした。どちらかというと砂糖控えめです。スポンジはちょっとぱさぱさ気味、これでは東京で食べるレカンのケーキの方が・・・




ザッハートルテ Sachertorte

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