自動車事情

レンタカー

レンタカーは日本から予約しておくのがよいようだ。今回はハーツを予約した。ミュンヘン空港での借り出し、返却。借り出し手続きには結構時間がかかった。返す時の車のチェックも入念だ。こんなところにドイツ気質を感じる。保険の料金は高い気がする。



借りた車はフォード・フォーカスのスポーツワゴン2台(速度計が220km/hまであるのに驚いた)。リフトがないエリアの時は回収しやすいことも配慮した。これで一行5人が移動する。

アウトバーン

無料の高速道路アウトバーンはやはり車の流れが速い。巡航速度が140km/hで、追い越し車線では160km/hオーバーの車もけっこういる。巨大な牽引車をつけている大型トラックでも走行車線を120km/hで走っている。

ドイツのアウトバーンはオーストリアにそのままつながっている。国境には検問所はない。普通に走っていると国境を越えたような気がしない。

アウトバーンの車線の幅はドイツと比べてオーストリアの方が狭いようだ。それでも日本より広い気がする。特に日本との違いは路面状況だ。なめらかで轍などなく高速走行でもハンドルに振動がない。

走行マナーはかなり良い。遅い車は必ずキープライトしている。追い越し車線でモタモタしていると後続車がパッシングしたりする。たまに強引な割り込みをする車もあるが、平均的には日本よりマナーがよい。

アウトバーンの映像(119kB)


一般道

一般道も制限速度が日本より高めだ。感覚的には日本の感じより20km/h程度高めに設定している。さらに車は制限速度より10km/h以上速いので、一般道でも車はかなり速く流れている。ネズミ取りも見かけたのでオーバースピードには注意。

標識類は大きく見やすい。鹿飛び出し注意の標識も面白い。案内板もこまめにあって分かりやすい。田舎では交差点に信号は少なく、ロータリーになっているところが多い。

ガソリンスタンド

ガソリンスタンドは自分で給油する方式(セルフ式)とスタッフが給油してくれる方式がある。セルフ式の場合は給油したあと、キャッシャーに行って給油機の番号を告げると料金を教えてくれる。クレジットカードで払うと簡単だ。スタッフが給油してくれる場合はスタッフに払えばよい。

レギュラーガソリンはドイツ語でベンジンという。最初は分からなかったのでしつこく聞いてしまった。ガソリンの値段は日本とそれほど変わらない。

レンタカーは満タン返しということにしてあったので、最終日はミュンヘン空港でガソリンを入れる。空港のガソリンスタンドを探すのにけっこう手間取った。空港西側の一般車駐車場の近くにある。

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