シュワンガウ Schwangau

概要

南ドイツの古都フッセンFuessen近くのノイシュバンシュタイン城Neuschwanstein(白鳥城)に隣接するフライトエリア。ノイシュバンシュタイン城から北東に伸びる高い岩山がテイクオフ地点。テイクオフからランディングまで約900mの標高差があり、南ドイツの平原と湖が見渡せるスケールの大きなエリアだ。

状態がよければノイシュバンシュタイン城を空から見ることができる。ハングランチャーからのテイクオフは緊張するが、雄大な景色はすばらしい。

テイクオフ

ロープウェイ山頂駅の隣りに幅の広いランチャー台がある。北西と北東方向に向いているが、北西方向が幅広い。ランチャー台の下は当然急斜面だ。ハングフライヤーが多く、ハングのテイクオフの合間にパラフライヤーが出る。

地元フライヤーがパラのテイクオフを支援してくれるが、たった数歩で出なければいけないのでかなりプレッシャーがある。足場は悪くないので、スタート中止もかろうじて可能。出てしまえばそれほどでもない。



ランディング

リフト乗り場から300m北にある広い草原。広さは200m×150m程度。広い敷地をハング用途パラ用に分けて使っている。(ランディングのローカルルールはロープウェー山麓駅に掲示してある。)

スクールのショップの大きな吹き流しが目印だ。十分な広さがあるので、まったくプレッシャーは感じない。フライヤーが多いので同時進入には注意すること。

ロープウェー

名称 テーゲルベルクバーン Tegelbergbahn
料金 DM 16.5(片道)
DM 28(往復)
営業時間 9:00-17:00




アクセス

ミュンヘンから南へ向かうアウトバーンA95-E533でガルミッシュ・パルテンキルヘンGarmisch-Partenkirchenへ行く。さらに西へ向かい、23号線、187号線、314号線と乗りついで、フッセンに着く。フッセンからはノイシュバンシュタインの案内に従いシュワンガウに行く。シュワンガウの街から東。駐車場は広く無料。

エリア全体の雰囲気はシュワンガウ鳥瞰図(63KB)が分かりやすい。

感想

当日は快晴ですばらしいコンディションだったが、ランチャー台からのテイクオフは緊張した。風が斜め正面だったのでそれもプレッシャーだった。機体を頭上でしっかり止めれば問題ない。飛び出すと大岩壁が眼下に見えてとても素晴らしい。

西向きのエリアなので午後のサーマルをねらってランチャー台は結構混みあう。強いサーマルに乗ってトップアウトすると素晴らしい眺めだ。稜線そって南下すると、ノイシュバンシュタイン城の上空に達する。城の近くはシンクが強いが、テイクオフまで戻ってこられた。



大変爽快なエリアだ。広大な景色と有名な白鳥城を見ることができる。ドイツを代表するエリアの一つだ。

テイクオフの映像asf形式 (77KB)

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