チロル・エリアの概要


はじめに

ヨーロッパアルプスはパラグライダーの聖地だ。フランス、スイス、イタリア、オーストリアにかけたアルプスのあちこちにすばらしいフライトエリアがあるという。我々「E-tour」のメンバーは、5年前にスイスのエリアを飛んだので、今回はオーストリアのチロル地方を選んだ。全体にスイスよりおとなしく飛びやすいエリアが多い。

インスブルック付近

チロルの中心都市、インスブルックは交通の要所にあって、フライトエリアに通うのに好都合だ。チロル地方を南西から北東に分断する大きな谷をインタールという。インタールを流れる川がイン川だ。イン川に沿って鉄道もアウトバーンも造られている。

インスブルックからイタリア国境のブレンナー峠に続く谷をヴィップタールという。ヴィップタールの西側の枝谷が、パラエリアで有名なスチューバイタールだ。スチューバイタールでは今回、ノイシュテフトのエリアとフルムスのエリアを訪れた。



インスブルックから東へアウトバーンを50km程走ったところにチラタールの入り口がある。ここから南に長い谷が続く。チラタール全体リゾート地で、スキー場が多く、観光蒸気機関車も走っている。チラタールの中心地がマイヤーホーフェンで、この付近に多くのフライトエリアがある。今回はマイヤーホーフェンのペンケンと、隣のアルビスコフを飛んだ。
コッセン

南ドイツ、ミュンヘンからアウトバーンでチロルに入ると、平原から突然山岳地帯になる。この付近の中心地はキッツビールで、この周辺にもエリアが多い。今回はドイツ国境に近い小さなスキーリゾートであるコッセンのエリアに行った。



シュワンガウ

チロルに接するドイツ・バイエルン州の古都フッセンにあるエリアがシュワンガウだ。有名なノイシュバンシュタイン城があるところだ。ドイツの平原との境にあって素晴らしい眺めと、フライト条件のよいところだ。この付近にもいくつかフライトエリアがある。



フライトエリア一覧

戸根がまとめた今回のツアーで検討したフライトエリア一覧も参考にしてもらいたい。

TOP