フルムス Flupmes

概要

インスブルックから南にあるスチューバイタールのもう一つの有名エリア。フルムス村の西にある大きなシュリック2000スキー場のゴンドラを利用する。標高差は1100mもある。トップアウトすると後方の切り立った岩峰が素晴らしい景観だ。

オーストリアでは毎年恒例のスチューバイカップの開催地としても有名。ランディング地点のアクセスが良くないのが玉に瑕。

テイクオフ

ゴンドラ山頂駅の直ぐ下にあって、フルムス村を見下ろす草地。右手にはハングのランチャーがある。草地は機体を横に4,5機並べられる広さがある。テイクオフの向きは南東。走りやすくテイクオフは容易だ。谷の対岸右手にノイシュティフトのエリアが見える。



ランディング

フルムス村の南の牧草地がランディングエリアである。牧草地の中央にある農作業小屋に大きな吹き流しがある。広さは200m×200m程度。回収車をランディングに置く場合は、道路の路肩に置くのが地元の習慣のようだ。非常に広いのでまったくプレッシャーは感じられない。

リフト

名称 シュリックリフト Liftanlagen Schlick
料金 ATS 140(パラ)
ATS 150(一般往復)
営業時間 8:30-16:00 (6/30-10/7)



アクセス

インスブルックからブレンナー峠へ向かうアウトバーンの10番インターを降りてノイシュティフトNeustiftへ向かう。途中で右折しフルムスFlupmes村へ入る。村中央の坂を登りつめるとゴンドラ乗り場。村の中は道が細いので注意。駐車場は広く無料。

エリア全体の雰囲気はシュリック2000鳥瞰図(164KB)が分かりやすい。

感想

雄大な眺めが楽しめるヨーロッパらしいエリアだ。飛んだ日はやや渋いコンディションだったので、トップアウトできなかったが、うまく上げて谷渡りしたメンバーもいた。サーマルはテイクオフ前や右手の岩壁にある。

地元フライヤーの話では、サーマルタイムは11:00ごろから。コンデションがよければ午前中にフルムスで上げて、谷を渡ってノイシュティフトにとりつくことができるそうだ。

テイクオフ付近のパノラマ(97KB)

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