アルビスコフ Arbiskopf

概要

インスブルックから東にあるチラタールZillertalは、フライトエリアがたくさんあるが、特に飛びやすいエリアがアルビスコフArbiskopf峠だ。リフトはなく、稜線を伝う観光道路の途中にある。ランディング地点もいくつか選べるが、今回は特に広いマイヤーホーフェンの北にあるランディングにした。

高度差は約1400m。スチューバイの大きな谷が見渡せるビッグフライトが楽しめる。テイクオフの地形が良いので風が安定している。

テイクオフ

観光道路の頂上がアルビスコフ峠だ。小さな吹き流しがあって人だかりがあるのでテイクオフポイントはすぐ分かる。谷を見下ろすなだらかかな草原帯がテイクオフだ。方向は南東から北東。いくらでも機体を広げられる。風は安定して飛び出しやすい。

峠のキオスクでは飲み物や軽食が手に入る。ここでエリア使用料(ATS 40)を支払う。トイレもあり。



ランディング

マイヤーホーフェンの北、ホーレンツェンHollenzenにあるランディング場。500×150mと広大な広さがある。主要道路から東にはいったところにある。大きなノボリがあるのでそれを目印にするとよい。あまりに広いのでプレッシャーは感じない。

リフト

シュワンダウSchwendauの集落から車で山に登る。途中に料金所があるが、訪れた日はパラは無料だった。舗装されているが1車線のワインディングロードなので、対向車には気をつかう。途中はランディング地点からテイクオフ地点まで車でおよそ40分かかる。牧草地の中を走る道なので、牛の群が道をふさぐこともある。
地元フライヤーによるとタクシーも利用できるそうなのでその方が楽かも知れない。



アクセス

ミュンヘンからインスブルックへ向かうアウトバーンの39番インターを降りてマイヤーホーフェンMayerhofenへ向かう。マイヤーホーフェンの手前で、左手にランディングポイントが見える。ホテルの前に駐車場できる。

アルビスコフ詳細地図(143kB)

チラタールフライトエリア説明図(403KB)エリア番号説明)テイクオフは23番、ランデングは28番である。

感想

地元フライヤーはマイヤーホーフェンのエリアは風が左右から入って安定しないが、アルビスコフは良い風だとアドバイスしてくれた。確かに安定した風が入る良い地形だ。テイクオフ右遠くに小さな沼があって良いサーマルポイントだ。比較的ならだかな地形のため、サーマルも緩やかで飛びやすい。

テイクオフのパノラマ(136KB)
ランディングのパノラマ(156KB)

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