Only you.....

◇Act3◇







のお家に着いて、 のお部屋でいつものように時間を過ごした。


わたしは、緊張していた。

も、いつもと違うわたしに気づいてなのか、凄く優しかった。

でも、その優しさが、わたしの決心を鈍らせる。

時間が経てば経つほど、言いづらくなる言葉・・・・・。

別れたくない・・・・・。

でも・・・・・。

もう一度自分に言い聞かせる。

のため・・・・・。





に思いっきり甘えた。

凄く久しぶりのように感じた。

いつも、素直になれないわたし・・・・・。

でも、今日だけは・・・・・。

全てを忘れて、 に甘えた。

これが最後・・・・・。



最後に思い出が欲しかった。


を感じたい・・・・・。

ずっと忘れないように。

何があっても頑張れるように・・・・・。




最後に に抱いてもらった・・・・・。



躯を重ね、 の優しさを感じながら、何度も涙が零れそうになった。

でも、今、泣いてしまったら・・・・・。

一生懸命我慢した。

それでも、目から涙が溢れてきて・・・・・。


は、わたしの涙を拭ってくれる。

わたしの大好きな手で・・・・・。

大きくて、いつもわたしを、包み込んでくれた手・・・・・。


「どうして、泣くんだ・・・・・。」

「・・・・・・・・・・・・。」

「どうした・・・・・。」

「・・・・・ 、優しいね。だから・・・・・わたしも、 に、お礼しなくちゃね。」

「そんなの、いらない・・・・・。 からはいっぱいもらってるから・・・・・。」

「ううん・・・・・やっぱり、今のままじゃいけないんだよ。」

「何、言ってるんだ・・・・・。」

「・・・・・別れて、欲しいの・・・・・。」

「・・・・・意味、わからない・・・・・。」

・・・・・ごめんなさい・・・・・。」

「おまえ・・・・・本気で、言ってるのか?」

「本気・・・・・だよ。」

「・・・・・勝手に、しろ・・・・・。」



の視線が痛い。

目が合わせられない・・・・・。


わたしは、黙って服を着て、それから の家を飛び出した。




勇気を出して、 に別れを告げた・・・・・。


少しだけしていた期待・・・・・。

は、わたしを止めてくれなかった・・・・・。




悲しくて涙が零れた。


を思って一晩中泣いて、それでも、まだ体の中には涙があって・・・・・。

不思議だった。

次々と、 を想って溢れてくる涙は止まらない・・・・・。





何日かして、 はニューヨークに飛び立った。

あれから一度も連絡はナイ。

自分から別れを告げておいて、当たり前かもしれない。

に迷惑をかけたくない・・・・・。




そんな想いで告げた別れは、後悔でいっぱいだった・・・・・。






to be continued.....




2003.2.16
くみ




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