LGBTは気持ち悪い?

制作者:KrK (Knuth for Kludge)

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私は男性だが、身近な男性が「私は同性愛者です。」と言ってきたら、気持ち悪いと感じると思う。

こんな事を書くと、すぐ「LGBTの人を差別してはいけない!」と言い出す人が居る。

しかし、よく考えて欲しい。何故男性同性愛者が女性を性的に好きにならないのか?

中には「同性愛者こそ優れた人間だ。」と考えている人もいるかもしれないが、劣等感を抱いて生きている男性同性愛者の方が多いと思う。それでも「普通に」女性を性的に好きにならないのは、異性間で恋愛感情を持つのが「気持ち悪い」と感じるからでは無いだろうか?

LGBTの方からこちらへは「気持ち悪い」と思うのは仕方がないのに、こちらからLGBTの方を「気持ち悪い」と思ってはいけない、と言うのは通らない話だ。

もちろん、気持ち悪いと感じたからと言って、性的なこと以外で区別や差別をする、例えば就職が不利になる事はあってはいけない。しかし、LGBTの方の権利を尊重するあまり、LGBTの方を腫れ物扱いしてしまうのは、おかしな話だ。

私は鬱病の障害者だが、最近これを「障碍者」と書く風潮がある。なんでも、障害という言葉が良く無いそうだ。その延長で、障害者雇用をしても何の障害なのか、社内で公表しない会社もあるそうだ。だが、自分がそんな事をされたら「これは恥ずかしい事なのか」と劣等感を抱くと思う。それに、周囲に、例えば記憶障害を患って居る方がそれを隠していたら、「何でも書いて知らせよう。」という対処ができない。

障害者との壁を無くす一番良い方法は「障害は特別扱いしつつ、障害者を特別扱いしない。」事だと思っている。

LGBTという性癖も、少数派と言う意味では、現在は「障害」だと思う。この障害を無くすには、「LGBTという性癖を受け入れる」のではなく、「あなたの性癖は受け入れられません。でも性的なこと以外で区別も差別もしません。」と言う態度が必要なのでは無いだろうか?

LGBTの方も「自分の性癖は少数派である。それは変えようがない。しかしそれはそれとして、普通に生きて行こう。」と言う考えが必要だと思う。


最終更新:2024/04/20

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