MMR期限切れ使用の事例(明らかな事例 03/03/22作成開始 03/6/23現在 予防接種情報センター京都
都道府県 氏名 年齢 性別 接種年月日 有効期限 メーカー種別 ロット 被害(診断) 入院 出典 医療機関名 備考
1 京都府宇治市 判明 1990/11/19 1990/11/16 北里統一 MMR-16 なし なし 母子健康手帳 判明 2.28当センターヘ連絡
2 東京都 記載黒塗り 1.? 1992/6/20 1992/5/15 北里統一 MMR-22 無菌性髄膜炎 ○? 国文書 記載黒塗り  
3 愛知県 記載黒塗り 1.? 1992/9/29 1992/9/26 北里自社 MPR-102 無菌性髄膜炎 ○? 国文書 記載黒塗り  
4         1992/10/6   ?統一   髄膜脳炎   国集計   認定
5 岡山県 記載黒塗り 1.? 1992/10/6 1992/1/24 阪大統一 BMMR0015 無菌性髄膜炎 ○? 国文書非原本 記載黒塗り 4.と同一か?
6         1992/10/9   ?統一   無菌性髄膜炎   国集計   認定
7 長崎県 記載黒塗り 2.? 1992/10/9 阪大統一 無菌性髄膜炎 国文書非原本 記載黒塗り 6.と同一か?
8 東京都 記載黒塗り 4.? 1992/11/5 1992/8/15 武田統一 H-015 無菌性髄膜炎 ○? 国文書非原本 記載黒塗り 研究班論文と一致か
9         1992/11/5   ?統一   無菌性髄膜炎   国集計   認定 8.と同一か?
10 岐阜県 記載黒塗り 3.? 1993/3/4 1993/2/25 北里自社 MPR-106 無菌性髄膜炎 ○? 国文書非原本 記載黒塗り  
11 愛媛県 記載黒塗り 3.? 1993/3/12 1991/9/24 阪大統一 BMMR0014 無菌性髄膜炎 ○? 国文書非原本 記載黒塗り 阪大統一0014と記載
12 東京都 記載黒塗り 1.? 1993/3/17 1993/2/25 北里自社 MPR-106 無菌性髄膜炎 ○? 国文書非原本 記載黒塗り  
13 愛媛県 記載黒塗り 2.? 1993/3/25 1992/8/15 武田統一 H-015 無菌性髄膜炎 ○? 国文書非原本 記載黒塗り  
14 新潟県 記載黒塗り 1.? 1993/4/13 1993/4/12 北里自社 MPR-107 無菌性髄膜炎 ○14 国文書非原本 記載黒塗り  
15 北海道 記載黒塗り 1.3 1993/4/15 1993/4/12 北里自社 MPR-102 無菌性髄膜炎 ○14 道文書 記載黒塗り  
16 北海道 記載黒塗り 1.? 1993/4/15 1993/4/12 北里自社 MPR-107 無菌性髄膜炎 ○? 国文書非原本 記載黒塗り 15.と同一か?
17 神奈川県 記載黒塗り 1.? 1993/4/21 1993/4/12 北里自社 MPR-108 無菌性髄膜炎 ○? 国文書非原本 記載黒塗り  
* 「記載黒塗り」部分の被接種者氏名と医療機関等は、文書を所有している国・都道府県では確認できる。
* 医療機関名とは、1は接種医療機関、それ以外は接種後の症状について通院・入院した医療機関のこと。
* 出典:国集計とある分は、02.12.10資料要求で出た集計表。救済申請が出されたケースについて認定したか否かを含めて症例を集計したもの。
その中から、接種日が92.10以後の分をひろった。
* 厚生労働省が紛失したとする「92.10〜93.4」の文書には、時期的に見て相当数の事例が含まれると推測される。
* 出典:非原本とある分は、紛失したとされた時期のものと同類の文書が別のファイルから出てきたとの連絡で、03.1月に提供されたものである。
「紛失」という回答とその後「同類の文書が別に保管されていることがわかった」という経過には、「資料隠し」を隠した疑いを禁じえない。
* 道文書とは当センターが北海道に開示請求して入手した文書。
* 研究班論文とは、「わが国における自社株および統一株MMRワクチンに関する研究」
『臨床とウィルス』Vol.23 5 95.12刊(著者)木村三生夫・堺春美ら14名
(厚生省薬務局現行ワクチンの品質向上に関する研究「MMR研究班」91.10組織)
* ロットbフ確認について:上記2以後については、国のモニタリング資料が根拠だが、その様式にはロットkL入欄はない。
しかし、都道府県によって独自に書き込みをしてあるから上記のように判明する。ただ、92.10月以後書き込みが増えるような印象がある。
* 今後の資料入手により、重篤な被害事例での「期限切れ使用」判明もあり得る。