MMR重篤な被害と救済

02.7.31阿部知子衆議質問主意書　02.9.10同答弁書

あきらかになったMMRによる被害事実と救済内容　　予防接種情報センター京都まとめ　02.9.19
（重篤なもののみ）（太い罫線部分が答弁書で示されている内容）

参照　予防接種被害の認定状況（1998-平成10年現在）　厚生省発表　予防接種情報センター　提供
↑　MMRによる被害の認定総数と、数的にいかに多いかが明瞭です
1,065人という認定被害者数は厚生労働省により03.1に訂正され、1,039人としている（03.7.3追記）

接種年月日	発症年月日	診断名	予　　後	予防接種法に基づく給付	◎認定○一部認定△不認定■係争中
89.5.9	89.5.16	突然死	死亡（急性心不全）	死亡一時金・葬祭料	◎福島県
89. 5.17	89.5.30	両側性難聴	両側感音性難聴	医療費、医療手当及び障害児養育年金2級	◎東京都
89.7.1	89.7.27	無菌性髄膜炎及び急性小児片麻ひ	左片麻ひ及びてんかん	医療費、医療手当及び障害児養育年金2級	◎兵庫県
89.10.25	89.11.15	無菌性髄膜炎	死亡	（無菌性髄膜炎のみ医療費、医療手当）	○■大阪府
90.4.27	90.5.28	亜急性硬化性全脳炎	死亡	－	△東京都（処分取り消し訴訟？）
91.3.15	89.4.2	ライ症候群	死亡	医療費、医療手当、死亡一時金及び葬祭料	◎神奈川県
91.4.24	91.5.8	急性脳症	精神薄弱、脳性麻ひ及びてんかん	医療費、医療手当及び障害児養育年金1級	◎■岩手県
91.6.25	91.6.26	脳炎	死亡（両側肺気胸）	医療費、医療手当、死亡一時金及び葬祭料	◎■大阪府
91.9.17	91.10.6	髄膜脳炎及び精神運動発達遅滞	精神薄弱	医療費、医療手当及び障害児養育年金2級	◎三重県
92.10.6	92.11.1	髄膜脳炎	後遺症	－（薬務局、企業報告例）	申請の有無不明（おそらくなし）
91.10以降	？	？基礎疾、ｲﾝﾌﾙｳｨﾙｽ	死亡	－（木村論文）	申請の有無不明
91.？.？		（一側性難聴）		－（本人から連絡）	申請なし（国は知らない）

*　他に、木村らMMR研究班論文「わが国における自社株および統一株MMRワクチンに関する研究」『臨床とウィルス』Vol.23 №5 95.12刊　において、入院例として10数例挙げられている。そこには、救済申請すれば認定される可能性を示唆されているケースが複数報告されている。