03.1.30 1審結審各社報道(引用させていただきました)

http://mbs.jp/news/local/html/20030130a01.html
MBS毎日放送

ページ更新時間:2003年01月30日(木) 14時53分

MMR予防接種訴訟、新証拠で裁判を再開
 原告側が新しい証拠をつきとめたことから、一旦終了した裁判を再開する異例の展開をみせた「MMR予防接種訴訟」できょう弁論があり、即日結審しました。

 この裁判は、はしか・風しん・おたふく風邪をあわせて予防するMMRワクチンを接種した後に、死亡したり障害を負った3人の子供の両親らが、国などに賠償を求めたものです。
 裁判では、1,000例以上の副作用があった、MMRワクチンと死因などとの因果関係などが争われ、去年、一旦結審しました。
 しかしその後、原告側が89年のワクチン導入直後に被害が相次いでいた事実をつきとめ、裁判が再開されました。
 きょうの弁論では、国側が新証拠について反論し、すべての証拠調べが終わったとして再び結審しました。
 判決は3月13日に言い渡されます。
 


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http://webnews.asahi.co.jp/abc_2_006_200301300301004.html
大阪・朝日放送

<大阪>新三種混合(MMR)ワクチン訴訟結審
(01/30 16:37)
3種類のワクチンを一度に接種できるMMRワクチンの副作用で、子どもが死亡したり後遺症が残ったりしたとして、両親らが国などを相手に訴えている裁判が、きょう結審しました。

この裁判は、MMRワクチンを接種後に死亡したり、重い後遺症を負ったりした子どもの両親らが、「副作用が多いことを知りながら、販売中止などの措置を取らなかった」として、国とワクチンを製造した阪大微生物病研究会に対して合わせて3億5000万円の損害賠償を求めているものです。

MMRワクチンは89年から導入されましたが、副作用の発生が多いため93年に中止されています。裁判は去年5月にいったん結審しましたが、原告側が「国はMMRワクチンの導入直後に、副作用による死亡例などの報告を受けていた」とする証拠を提出したため、審理が再開されていました。

きょうの法廷で被告側はあらためて「国の対応にも、ワクチンにも問題はなかった」とする答弁書を提出しました。判決は3月13日に言い渡されます。




[MMR訴訟] 国が「情報隠し」否定し結審 判決は3月13日
2003 年 1月 30日


 おたふく風邪などの新3種混合(MMR)ワクチン予防接種の副作用をめぐる訴訟
で、被告の国は30日、原告3家族側の「判決に影響を及ぼす情報を国が隠してい
た」という主張を否定する準備書面を提出した。訴訟はこの日で結審し、3月13日
に判決が言い渡される。
 同訴訟は昨年5月、いったん結審した。しかし、原告が「国は89年4月の接種開
始から間もない時期に、前橋市で従来の見解よりも高率で無菌性髄膜炎が発現した
り、福島県などで計3人が死亡または重い障害を負ったとの報告を受けていた」とし
て弁論再開を請求、口頭弁論が開かれた。
 国は書面で「前橋市の例を厳密に分析すれば、無菌性髄膜炎の発症者は報告の半分
であり、従来の主張と矛盾しない」などとした。 【山本直】
[毎日新聞1月30日] ( 2003-01-30-19:24 )


◎判決は3月13日=MMRワクチン接種禍訴訟−大阪地裁
2003 年 1月 30日


麻しん(はしか)、おたふく風邪、風疹(ふうしん)の新3種混合(MMR)ワクチ
ンをめぐり、接種後に死亡した大阪府などの子供2人の遺族や、重度の後遺症を負っ
た岩手県の子供と両親ら計7人が、国と阪大微生物研究所(大阪府吹田市)を相手取
り、計3億5000万円の損害賠償を求めた訴訟で、大阪地裁(吉川慎一裁判長)は
30日、判決言い渡し日を3月13日と決めた。
[時事通信]