熊川宿kumakawa-shuku
(福井県若狭町・重伝建)

京の都と若狭の海を結ぶ街道の宿場町
(旧バージョン)

熊川宿は、「鯖街道」と呼ばれた若狭街道の宿場町。若狭街道は日本海で採れた、鯖を初めとする海産物を京都に運ぶ重要ルートで、京料理の文化を影で支える役割を果たしたと言える。

熊川宿は水運の拠点という性格も持ち、集まった物資を相場に合わせて売り買いすることによって大きな利益を上げていた。今も残る美しい町並みは、その富が造り上げたものだ。地形上、風が強いため火事が非常に多く、「家は燃えるものなので価値はない」という考えから、建て替えをあまりしなかったことが、古い町並みが残った理由の一つだそうである。

熊川宿の隠れた人気者、「ライオン歯磨」のライオン君は今も健在。今のかわいいキャラクターに比べてずっと威厳のある、なかなか立派な顔をしている。みんな決まってここで写真を撮っていく。

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