有松arimatsu
 (名古屋市緑区)

「有松絞り」で知られる、東海道の宿場町
(旧バージョン)

有松は東海道五十三次の一つ。江戸時代初期に作り出されたという「有松絞り」が有名で、安藤広重の浮世絵にも今と変わらない商家の風景が描かれている。

以前「関宿」の解説で「東海道の宿場としてはほぼ唯一の現存」と書いたが、有松の町並みもなかなか見事なもの。規模こそ小さいが、関宿と並んで東海道を代表する町並みと言えるだろう。

名古屋駅から名鉄でたった二十分ほどの距離しかない。大都市名古屋の市内にこれだけの町並みが残ったのは奇跡的なことではないかと思う。名古屋近郊在住の人はぜひ足を運んでみて下さい。

→新バージョン

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