なんで今更・・・という声が聞こえてきそうですが、当事業所へ遊びに来てくださったbasilさんが「ペットボトルにスピーカーを付けると、驚くほど良く鳴る」という情報を提供してくださったのが事の始まりでした。なんでも、同じ容量 でもペットボトルのメーカーが違うと音も違うそうで・・・そんな話を聞いているうちにやってみたくなったので製作に踏み切りました。
これはbasilさんの試作機です。勝手に載せてしまいました!
本業は、ペイント職人さんなので、今後が楽しみです!
こんな画像が送られてきちゃいましたから、もうじっとしていられません!!
早速、製作開始です。
まず、どのユニットで作るか考えましたが、試作ということで、500mlという小さめのペットボトルに5センチくらいのユニットを付けてみることにしました。これで良い結果 が出たら2号機、3号機・・・バージョンアップしていけばいいですからね。
さて、選んだユニットですが、コレです。秋葉原の鈴商で200円です。パッと見は「ビープ音専用ユニット」ですが・・・
このマグネットのでかさはタダものではない!気がする・・・(笑)
インピーダンス8オーム、入力1Wというところも気になります。
見た感じでは鳴ってくれそうな雰囲気ですよね!?
でも、コーン紙をたたくとやっぱり・・・なので、エッジを爪でしごいてヘタらせて、ちょっとハイコンプライアンス
化させてみました。ついでに、木工用ボンドを3回ほどコーティングさせて、質量と剛性アップを狙います。
200円なので、ガンガン出来ますね!FE-83とかだったら絶対さわらないですけど(笑)
それにしても、マグネットがでかいです。端子がショートしそうです(笑)
ペットボトルはホットカッターで穴開け加工しました。簡単にカット出来るのでおすすめです。普通
のカッターだと難しく、ヘタするとケガするので、ここは素直にホットカッターを使用したほうがいいでしょう。
スピーカーの接着にはホットボンドを使ってみました。すぐ硬化するのと仕上がりがキレイなのでおすすめです。最近では500円程度で入手出来ます。
とっても安く簡単に出来ました。見た目もまあまあでしょ?!
どんな音が出るか、楽しみですね!
くどいようですが、このユニットは200円です。ハッキリ言って高音質は望めません。設計上、高音も低音も出ないというユニットです。しかし!これがなかなか低音が出るんですよ!!バスレフ効果 がものすごく出ていて楽しいです。後ろの口をふさいでしまうと「普通の音」になってしまいますが、それでもなかなかの音が出てくれます。ボトルとバスレフポート(?)がうまく共鳴していて音量 も部屋で聞くぶんには十分なものです。
こんなユニットでここまでの音が出てくるとは・・・驚きですね。高速化事業部としては もっと煮詰めなければなりませんね。
次回は8センチクラスのユニットでやってみたいと思います。
つづく!