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木津　宗泉（きづ　そうせん）　１８６２～１９３９

　茶匠。木津家三代。武者小路千家家元預かり。祖父、初代宗詮の業を継ぎ、一叟宗守没後、幼少の聴松宗守をたすける。茶室・茶庭の設計に長じ、晩年には「看松居」「菜種庵」「興福寺興善院茶室」などを設計。大宮御所の「秋泉の茶室」を勅命で設計、その功により一代限り「宗泉」の名を賜る。