商品の詳細

商品番号 KJ78
商品名 寿老梅花明
価格 95,000
寸法 本紙 幅   31cm
    高さ  96cm
総丈 幅   43cm
    高さ 176cm
軸先 象牙
合せ箱
状態 良好
作者 松村 景文(略歴等末尾記載)

総丈

本紙

左 中央 右

銘

軸先


   松村 景文(まつむら けいぶん)

 生年: 安永八年(1779)
 没年: 天保十四年(1843)

 江戸後期の四条派の画家。呉景文ともいう。京都の人。初名は直治,字は士藻,号は華渓,通称要人。 
 呉春の異母弟で,彼に画を学んだ。兄といっても呉春とは親子ほど年齢が離れている。
 四条に住んで,妙法院に出仕した。
 花鳥画を得意とし,大作は少ないが「墨色の美麗なるは兄に勝る所あり」ともいわれた。
 写生にはげみ,淡白で軽妙な筆使いで花卉などを描いた四十数冊の写生帳(堂本美術館蔵)が残っている。 文政十二年(1829)京都祇園会の長刀鉾の天井裏に描いた「群鳥図」は景文の名を高めた。
 兄のあとを継いで四条派の隆盛をもたらした。
 65歳で没し,金福寺の呉春墓の側に葬られた。


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