商品番号 |
KJ68
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商品名 |
寿老
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価格 |
70,000 |
寸法 |
本紙 幅 30.5cm
高さ 96cm |
総丈 幅 42.5cm
高さ 178.5cm |
軸先 |
塗り |
箱 |
合せ箱 |
状態 |
良好 |
作者 |
松村 景文(略歴等末尾記載) |
松村 景文(まつむら けいぶん)
生年: 安永八年(1779)
没年: 天保十四年(1843)
江戸後期の四条派の画家。呉景文ともいう。京都の人。初名は直治,字は士藻,号は華渓,通称要人。
呉春の異母弟で,彼に画を学んだ。兄といっても呉春とは親子ほど年齢が離れている。
四条に住んで,妙法院に出仕した。
花鳥画を得意とし,大作は少ないが「墨色の美麗なるは兄に勝る所あり」ともいわれた。
写生にはげみ,淡白で軽妙な筆使いで花卉などを描いた四十数冊の写生帳(堂本美術館蔵)が残っている。文政十二年(1829)京都祇園会の長刀鉾の天井裏に描いた「群鳥図」は景文の名を高めた。
兄のあとを継いで四条派の隆盛をもたらした。
65歳で没し,金福寺の呉春墓の側に葬られた。