商品の詳細

商品番号 KJ116
商品名 法然上人一枚起請文
価格 売却済み
寸法 本紙 幅   48cm
    高さ  33.5cm
総丈 幅   53.5cm
    高さ 118cm
軸先 紫檀
合せ箱
状態 年代相応の痛みあり
作者 法州上人(略歴等末尾記載)


法州(ほうしゅう)

1765年から1839年
浄土宗。
捨世派大日比三師の第二。
昭和二年,長州大津郡河原卿の中井家に生まれた。
大日比西円寺の法岸について出家した。
日課念仏三万遍を誓い,三経一論五部九巻を学び,京都転法輪寺,増上寺で学んで, 幡随院露閑について五重の相伝を受け,寛政四年に宗戒両眽,布薩の戒を受けた。
さらに倶舎,唯識,天台,華厳,起信論を究めて,以後,17年各地で弘教に従事した。
寛政九年には,香衣綸旨を受け,豊岡の来迎寺,大阪の大乗寺,和泉の西光寺の住職を経て,再び江戸に下り,増上寺山内の弁信の学寮に戻った。
文化九年,法岸の命によって大日比西円寺を継いだ。
それ以降は周防,長門以外に出ることはなかった。
一向宗の中野玄蔵に対する正邪不可会弁や正邪強会弁があり,一向宗と対決している。これが原因で萩の沖合の羽島に流された。   これより前に西円寺は霊幢に譲ったが,霊幢がやめて法道に継がせた。
著作には前記のほかに,大経厭欣段講説,大胡消息講説,選択集講説,大原問答講説,三法語大意など三十数部ある。
二年間の流罪赦免(文政十年)となってからはほかに出ず,日課五万遍の上に三万,四万とかして専修念仏行に励んだ。天保十年七月十三日,七十五歳で入寂した

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