ロシア文学の表現よみ
更新2005/10/24「ことば・言葉・コトバ」
ご訪問に感謝します。あなたは 番のお客さまです(2004/05/15以来)
渡辺知明による声の立体劇場

ロシア文学・表現よみの会

シビリャーク「森の物語」とチェーホフ「かもめ」

●100年前のロシアで生まれた『森の物語』は森の再生をテーマにした物語です。木々と動物たちの世界が渡辺知明の声によって新しくよみがえります。第2部はチェーホフ没後100年を記念して、戯曲『かもめ』のひとりよみ公演。『森の物語』『かもめ』ともに声でよむべき名訳です。テキストは当日会場でお求めになれます。『森の物語―マーミン=シビリャーク童話作品集―』(リャビンカ−カリンカ刊500円)、チェーホフ『かもめ』(群像社刊900円)、『ブーニン作品集5』(群像社刊2500円))
 第1部 
マーミン=シビリャーク森の物語(実況録音)(太田正一訳)
 第2部 チェーホフ没後100年記念 
チェーホフか も め(実況録音)(堀江新二訳)
ブーニンチェーホフのこと(尾家順子訳)

と き2004年7月10日(土) 開場1:45 開演 2:00 終演4:30
ところ「Heineken Hoek 小林亭」
JR国立駅南口徒歩5分 富士見通りノア国立ビル3F
電話042-571-1616 東京都国立市中1-10-8
料 金1,300円(お茶と ケーキ付)(40席/当日券なし/ご予約ください)
主催リャビンカ−カリンカ 後援群像社「通信」32号記事
●大盛況満員御礼! リャビンカ−カリンカへはメール(小林清美さん)
シビリャーク『森の物語』を一読したとき、ぜひ声に出してよみたいと思いました。原作はもちろんのこと、太田正一さんの訳はみごとな芸術のコトバです。また、堀江新二さんの訳したチェーホフ『かもめ』は「声に出して分かる日本語に仕上げた新訳」という広告どおりの名訳です。ユーゴザーパド劇場の公演の解説台本として使われました。この公演は俳優たちが向き合うことなく客席に向かって語る演出でした。わたしは「戯曲のひとりよみは可能だ」という確信を深めました。作品と訳とのすばらしさに助けられて、みなさんにきっと楽しんでもらえる会になるでしょう(わたなべ・ともあき)