詩と「長い言葉」

長文の素敵な言葉と、詩を集めました。

No.1

わが生をうけし地球に
いまひとたび立たせたまえ
わが目をして、青空に浮く雲に
涼しき地球の緑の丘に、安らわせたまえ

ロバート・A・ハインライン 地球の緑の丘

近未来、さまざまな星をさまよい、最後には地球に帰りたいと願う、盲目の人の詩です。
私の知り合いが大好きな詩なんですが、ぜひ彼女の感想を聞きたいです。


No.2

誰もが不器用だから
想いが巧く伝わらなくて
僕らはいつも傷ついている

誰もが不安だから
誰もを疑っていて
僕らはいつも怖がっている

でも、この人だけは
そう思える人が現れたとき
僕らは強くなれる
誰よりも、何よりも、強くなれる

僕には君が
君には僕が
それだけで、
僕らは無敵のヒーローさ!

投稿作品 kai
「誰もが」という所を、「僕だけが」と書換えると別の意味になります。
元の詩に対しては失礼になるかもしれませんが、そんな楽しみ方も良いかも?

No.3
物質連続体

それは実在します。
この世界には数え切れないほどの人々が存在しています。
それぞれである物が余っていて、あるものは不足しています。
物質連続体はすべての人々を川のように流れ、必要な所を満たして行くんです。
そして自分達の船を上手に操り川を進めば、船は望む物すべてで
満たされるようになっているんです。
DS9 ノーグ
「物質」ではなく、「心の隙間」としても良いかも?
私の心の隙間も誰かに埋めて欲しいですが、私も誰かの心の隙間を埋められるかな?

Copyright - Igarashi Takeshi
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