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雑  記 (2002.5)

私、湖巣の雑記のコーナーです。そのときどきに思いつくままに書きます。
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2002.05.21(火)

■撮影会(バトル)の前 〜固茹玉子(ハードボイルド)風〜

 今日(このひ)は俺としては珍しい少人数での撮影会(バトル)だ。いつもは被写体(モデル)がこっちをあまり意識(かんじる)ことはないが、今日は違う。どうしても1対1(タイマン)の撮影(バトル)になっちまうことは容易(イージー)に想像(イマジネーション)できた。

 俺は少し早く集合場所(コールポイント)に到着(つ)いた。よし、少し腹に入れておくか。俺は目の前に軽食(ファーストフード)の店を見つけ、そこで朝飯(モーニング)を取った。
 そのついでに自分の服装(バトルスーツ)の確認(チェック)。前回、初挨拶(ファーストコンタクト)のときにタキシードで決めるつもりだったのを失敗(まちが)えてレオタードを着てしまった辛(にが)い経験(アクシデント)があったからだ。
 俺は二度と同じ失敗(ミス)はしねぇ。今日(このひ)の服装(バトルスーツ)には勘違い(ミス)はなかった。

 軽飯(ブレックファースト)をすませ、再び集合場所(エントリーポイント)へ行くとすでに幾人かの戦士(フォトグラファー)が集まっていた。俺は主催者(バトルオーナー)に挨拶(コンタクト)した。

 しばらくして突如、参戦(い)く気になった理由(きっかけ)になった披写体(メインターゲット)が現れた。俺はふいを突かれちまった。俺はすでに女(ターゲット)に知られている。

 「こ、こんちははは…」
 しまった。機会(タイミング)を外されて突然、魅力的(さいこう)な対象(モデル)が現れて、俺は動揺して挨拶(こえ)が裏返っちまった…。

 しかし、披写体(モデル)はそんなことはおかまいなしだ。突然俺の足許に座(しゃが)みこんだと思ったら、化粧箱(バッグ)から食い物(サンドイッチ)を出してその場でどうどうと食い始めた。それも量(ボリューム)のある豚肉塊(カツサンド)だ。
 俺は虚を突かれ、またしても撃墜(うちのめ)された。

 そうこうするうちに撮影時間(バトルタイム)が近づいてきた。主催者(バトルマスター)が撮影場所(バトルフィールド)に先導(ナビゲート)する。

 俺は披写体(モデル)からのこの先制攻撃(ファーストアタック)の仇(しかえし)をどのようにして撮影(う)つか、その作戦(オペレーション)を考慮(たてなお)すことだけで頭(とさか)の中は一杯(フル)になっちまった…。

                  つづ…くことはない

 ※この物語はフィクションであり、実在の撮影会、
  モデルとは関係ありません(笑)。



 幕張撮影会(雑記5.17参照)に参加した後、近藤美寿々さんの掲示板に書いたものの転載です。この形式(スタイル)は2度目です。初めてこの形式(スタイル)で書いたときは(当ホームページ比)けっこう喜んでもらえました。
 
BGM: ラブ・ストーリーは突然に
[ 小田和正 / 自己ベスト ]
2002.05.17(金)

■幕張撮影会

 日曜日。行きなれているお気楽全東京写真連盟の撮影会は府中郷土の森。私は東京多摩地区なので非常に近い。
 でも結局今回は近藤美寿々さん、片瀬みのりさん、阿部絹子さんの3人のモデルさんを少人数で撮れるGalleryRikiishi主催の撮影会に東京を横断してまで千葉県は湾岸幕張駅まで行ってきました。

 ポートレート撮影会は何度か参加していますが、ほとんどが大規模撮影会です。今回は久しぶりの少人数の撮影会でした。

 少人数撮影会ということで今回はカメラ2台にレンズも85mm単焦点のレンズを中心に、28-105mmの標準ズームも使ってみよう、50mm単焦点も。そういった構想でいました。が。

 残念ながら撮影を始めてまもなく、いつもながらの大規模ポートレート撮影会用レンズとも言うべき70-200mmズームがメインになってしまいました。自分の中でどうも距離観や操作が70-200mmズームになってるんです。少人数撮影会という機会をいかしたポートレート撮影を漠然と考えていたんですが。

 大規模撮影会は基本的には主催者がポジションを決めて、それをたくさんの人数が撮り囲んで撮影します。通常は視線をもらうために声をかける程度。それも人数が多いときは視線をもらえないこともあります(タイミングによってはポーズ等のリクエストもできることがあります)。人が囲んでいる中で撮影ポジションを決めますのでアングルもそうそう変えられません。そういった中で笑顔などのタイミングを待って撮る。もしくは声をかけて自分の方に視線を向けてもらって撮る。

 少人数撮影会の方が当然、撮影の自由度は高くなります。アングルもかなり自由に取れますし、ポーズのリクエストや場合によってはモデル立ち位置などポジションのリクエストもできる。少人数ですから撮影ポジションも動ける範囲が広く、楽に変えられるし、場合によってはかなりのドアップポジションも取れます。自分でイメージした写真を撮るには少人数の撮影会の方がずっと有利です。

 というのは撮り慣れた方のお話し。残念ながら私はセッティングされたモデルさんを撮るのが精一杯。モデルさんがポーズを始めてくれないと撮れないんです…(涙)。
 うっかり誰もカメラを構えていないタイミングに行ってしまうと、どうしたらいいかわからなくなって困っちゃうんです。素敵なモデルさんを目の前にしてどうしましょう状態…。
 大規模撮影会の撮影ポジション選択など不自由きわまりない、でもすべて準備された環境の中でポイントを探し、モデルの表情を待つ。私はそういった撮り方しかできません。

 もう少し自分でイメージを作れるようにならないとね…。落ち着いてモデルさんを見て、より良いシチュエーション、より良いアングル、より輝いて見えるポーズや表情を引き出す。そういうふうに撮れるようになりたいものです。
 今回モデルさんへの直接のリクエストと言ったら一度だけ、視線をくれたモデルに手で視線を外して、と合図したくらいかなぁ…。

 写真はね。モデルさん自身が美しく撮らせる技術を持った人たちですから、ピントとそこそこのバランスが取れればいい雰囲気で撮れます(当人比)。
 でももうちょっと自分で構成できるようになりたいものです。

 アルバムは海浜幕張撮影会をご覧下さい。
 

BGM: キラキラ
[ 小田和正 / 自己ベスト ]
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