1ptアドバイス

経験から・・・「パニック障害について」
先日見逃した番組を、幸運にも再放送で見ることが出来ました。NHKの「私はあきらめない」という番組がそれです。女優の田中美里さんの「パニック障害」との闘いについて、30分という短いものでしたが、うなずける事柄がいくつもあり、大変参考になる番組でした。
かく言う私も、医師の宣告を受けた訳ではないのですが、俗?に言う「パニック障害」を抱えた身であります。

例えば、電車に乗れない、密室での会議に参加できない、一人ではOKでも同乗者のいる車での渋滞に耐えられない・・・などなど・・・・。自分の意志でコントロールできない状態に身を置くことが出来ないというのがパニック障害についてもっとも端的に表現するならば、そんな事のような気がします。

どうして私がそうなってしまったかは自分自身で大体想像がついています。そのほとんどが、幼児期から自立するまでの期間、家族や周囲に対する生活の環境に影響があったと思われます。田中美里さんも番組中に話されていましたが、「良い子であり続けること」にこだわり行動していた自分の精神に深い関係があるように思います。自分の意志に反して、ある程度わがままが通るはずの幼少期から、あるがままの自分を”小さな思考回路でそれを抑圧”して、意に反した行動を当たり前のようにとり続け成長し、社会に放り出されたある時に、学生時代では味会わない数々のストレスに対して発散の方法を見いだせず精神的、肉体的なダメージを受ける・・・・。嫌なモノを嫌といえず、自分が良い子であり続けるために、意に反した事を引き受け、苦しみ、そしてそれを繰り返す・・・。そんな悪循環が、出口のない苦しみに変わっていくのかもしれません。

「じゃあ、どうすれば良いの?」と訪ねられても「こうしましょう」という答えは私には明言できません。でも、乱暴な言い方をすれば「好きなように生きればいいんじゃない?自分自身が責任を持って・・・・。」

19歳の時に、愚痴ばかりこぼしている私に、普段は仏様?のように優しいある女性から、「もう大人なんだから、大抵な事は自分自身で選択する事が出来る。嫌な事からとことん遠ざかるか、真っ向勝負するかどっちかだよ・・・他人には人の人生を左右するような、アドバイスなんて出来ない・・・。」というような内容の事を今まで聞いたことのない荒い口調でそう言われました。その時は働いていた仕事をやめようかどうしようか悩んでいた時期でしたがその先輩の一言にガツンとくるものを感じ、自分なりに考えてその仕事はやめました。その後再就職し12年ほど今の職につくまで、ひとつの会社にお世話になりました。12年も一つの組織に身を置くとさまざまなしがらみや、それこそ意に反する境遇に出くわしましたが何とかかわして行くことが出来ました。

だからと言って「パニック障害」を克服出来た訳ではありません。現に今も尚、苦手なものはたくさんあります。ただ以前と違うのは、電車に乗れなければ他の手段がある。会議室にこもらない、別の職業がある。自分の身体と頭をつかって出来る仕事が必ずある・・・。そう思い続け、割り切っていった結果、現在のような環境がいつのまにか出来上がっていきました。

この仕事に付く前、同じ学校に通う方からも「願えば叶う」・・・それから、「何かしたい!と思ったことに対してまず最初の一歩を踏み入れたその時点で、夢の半分は叶っている」という言葉をもらいました。前向きな考えや前向きな言葉のひとつひとつが、ある時、どうしようもない自分を突き動かす時があります。

障害と受け止めるか、弱点と受け止めるか、それを回りにどうわからせるかまたは放っておくか・・・など、パニック障害をはじめ、さまざまな苦しみ・・・摂食障害なども含め、解決の糸口があるのかもしれません。それを誰かに依存するだけではNO!。自分だけの殻に閉じこもるのもNO!!。このバランスが何とか取れるようになった時に、自分の「居場所」が出来上がるのではないかと、思うんです・・・・。

今回はアドバイスというような立派なお話ではありませんが番組を見て、なぜか無性に自分の気持ちを表現したくなり、綴ってみました。中途半端な文章かも知れませんが、未熟者ゆえ現在表現出来るのはこの程度です。何かご意見やコリとるへのアドバイスなどがございましたら是非、お寄せ下さい。お待ちしています!!