「エーデルガルトさん」

   清楚なイメージで修道服を着たシスターさんだったのですが、「MG34」さんの元で 魅力的なお嬢さんに変身されました。
   とっても新鮮な画像の数々は 新しい分野として確立できますねー。 こんなお嬢さんがスナイパーだったら紺碧は撃たれてもいいかな〜。(*^_^*) 

   それぞれに付けられたコメントは エーデルガルトさんの手紙を再現されたそうです。しばしご堪能くださいませ。


          みなさんお元気ですか。
          初期訓練プログラムも修了してようやくお手紙を書く余裕が出来ました。
          私がお仕えすることになった所は「人々を救うお仕事」だとお聞きしていたのですが、到着してみて驚きました。
          警察や軍隊に人材を派遣する傭兵組織なのだそうです。
          そちらに居た時とは180度違うかたちで人々を救う事になりました。
          アフリカでの初期訓練プログラムはとても辛くて何度も挫けそうになりましたが、
          その度に同時に入隊した「D(デルタ)」さんと互いを励ましあいました。
          あ、ここでは安全対策上本名では呼ばれません。
          私は「D」さんの次に入隊したので「E(エコー)」と呼ばれています。
          Dさんもここに来る前はシスターの経験があるそうですぐに仲良くなりました。
          教官には「ここはミッションスクールじゃないぞ」と嫌味を言われ続けましたが。


 

     適正試験で遠距離射撃の成績が良かったので最初の派遣先は某警察の狙撃チームです。
     「E」からとって「エーデルガルト(Edelgard)」というコードネーム(名前)も頂けました。
     故郷へ写真を送りたいとお話したら指揮官用の装備を貸して頂けて、
     PSG−1ライフルは高価で普段は手にできないので大変緊張しました。


 

           普段はこんな格好で訓練をしています。
           手にしているのはレミントンM40A1です。
           ボルトアクションライフルですがヴェトナム戦争から使われているM40の改良型で信頼性は抜群です。
           構造も単純で私に向いていると思います。



       訓練とは言っても神経を使うのでとても疲れます。
       終わる頃には倒れそうです。
       2リットルペットから直接飲むことにも抵抗がなくなりました。
       疲れている時に限って出動要請があったりしますが、
       助けを求めている人が居る以上、全力を尽くします。
       だって私はシスターですから。



  

       

       それは祈りに似た行為。
       呼吸を整え、精神を集中する。
       静かに。
       静かに。
       ただ違うのは、
       十字架(クロス)を自分の胸では無く
       照準(ガン・クロス)を標的の胸に刻むという事。
       引き金を引く一瞬。
       呼吸を止める。
       僅かな身体の動きさえも銃に伝わらないように。
       1000m先の名前も知らぬ相手。

       主よ…
       願わくば彼の者に安らかな眠りを。