涼花:「拝啓お父様。
着いた途端、いきなり巫女服を着せられて驚きました。
その後も着せ替えの嵐で、息つく暇もありません。
でも雪さまのお話だとこれが普通だそうです
(雪さまは大変おっとりした方で、仲良くなれそうです)。
お父様も、全く存じ上げない人ではなさそうなのに私を送り出すとき心配そうでしたが、
こちらのお宅に来てその訳が分かりました。
見たところ女性ですのに、おっさんぽい好みで優柔不断で気が多い方なのですね。
けれど私が来たからにはそう好き勝手にはさせません。
凛々さんも肉球など付けられて変わり果てた姿に・・・」
涼花:「何と言うことでしょう!あんなにプニプニして・・・
分かりました!私の使命はこの家の淀んだ空気を浄化する事ですね!
お父様、ご安心を。新しいお宅で立派に使命を果たして見せますわ!!」
優美:お・と・う・さ・ま!
紺碧:はひ。(^_^;)
優美:涼花さん・・すっかりヒロインになっちゃってるね〜。
紺碧:し、使命を持たせた覚えはないんですけど・・・
優美:でも本人はその気みたいだよ〜。
紺碧:あ、あんな堅苦しいお嬢さんだったかな〜 (・_・?)
優美:涼花さん・・肩ひじ張って生きても疲れるのに・・・。
紺碧:変だな〜・・・(゚-゚)
優美:なにブツブツ言ってるのよ〜。
紺碧:あ〜! わかった。あまりにも里親さんが堕落してるから・・
優美:こらこら(^_^;)
紺碧:わはは。そうか、そうだったんだ〜。
優美:こら!おっさん。人の事 言えるんか?
紺碧:あ、うう・・。涼花さん、優美さんみたいにならないで下さいね。(T-T)
優美:そう来るかい(−−#)。
紺碧:ま、まぁ とにかく・・。黒髪のお嬢さんだし巫女さん衣装がとても・・
優美:長い前フリだったね〜。
紺碧:に、似合ってますね(^_^;)
優美:ちょっとわかりにくいけどエメラルドグリーンみたいな色の瞳なんだよね。
紺碧:そうですね。それであの衣装ですから・・・不思議な雰囲気です。
優美:この制服姿を見ると普段は学生さんで、巫女さんはアルバイトって感じ?
紺碧:いやいや、女子学生が世を忍ぶ仮の姿なんです。しかしてその実体は・・
優美:どきどき・・
紺碧;堕落した人間を立ち直らせる、
優美:やめんかい!!
紺碧:かな様、水干姿の涼花さん いつかお願いしますね(^_^;)。
優美:その前に里帰りさせられちゃうんじゃないの?
紺碧:・・・(T-T)