あれから数十年・・・僕は今、廃校の前に立っている。


座敷ぼっこ
子供の頃に疎開したこの土地が無性に恋しくなったのである。
短い間だったが 間違いなく僕はここに居た。 ゆっくり学校の跡を歩いてみた。


  
座敷ぼっこ
懐かしい風景。  やがて、かすかな記憶の中に・・・突然 あの日の言葉がよみがえる。

『座敷ぼっこ』


僕は・・・・・・、やっと・・・・・・気がついた